化学工学のための数学

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工学のための数学  A-4

化学工学のための数学

移動現象解析を中心に
定価:
2,420
(本体:2,200円+税)
難易度:中級

発行日:2007年5月10日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-901683-45-6

サイズ:上製A5

ページ数:208ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

化学工学,特に移動現象解析で必須の常微分方程式,偏微分方程式の解法を豊富な問題を通して詳述し,計測結果である種々のデータの解析方法についても解説した.なお,複雑な数式の導出などはワンポイント解説にまとめた.

目次

第0章 化学工学のための数学に向けての準備
  0.1 移動現象解析に必要な数学の知識
  0.2 関数の微分,積分
  0.3 三角関数の定理と公式
  0.4 ベクトルと行列

第1章 微分方程式と移動現象の基礎
  1.1 フラックス(流束)とは
  1.2 収支式の立て方
  1.3 座標系と座標変換
  1.4 移動現象を記述する微分方程式
  1.5 微分方程式の解法と初期条件・境界条件
  1.6 ラプラス変換法の基礎
  1.7 ラプラス変換法による常微分方程式の解法
  1.8 線形偏微分方程式の解法
  1章の問題

第2章 種々の条件における物質・熱・運動量の移動現象
  2.1 1次元定常の移動現象に関する問題
  2.2 1次元非定常の移動現象に関する問題
  2.3 2次元定常の移動現象
  2章の問題

第3章 移動現象の相似性と3次元の移動現象に関する問題
  3.1 移動現象の相似性
  3.2 3次元非定常の移動現象を表す方程式
  3.3 連続の式
  3.4 熱移動の式
  3.5 物質移動の式
  3.6 運動量移動の式
  3.7 応力テンソル
  3.8 変形速度テンソル
  3.9 応力テンソルと変形速度テンソルの関係と運動量移動の式
  3章の問題

第4章 移動現象の数値解析
  4.1 差分法
  4.2 差分法による微分方程式の近似解法
  4.3 1次元非定常移動現象の問題
  4.4 2次元定常の移動現象の問題
  4章の問題

第5章 数量化の基礎
  5.1 統計の方法
  5.2 データの表示法
  5.3 データに関する統計量
  5.4 数学モデル
  5.5 信頼性のテスト:カイ2乗(χ2)検定
  5章の問題

第6章 確率の基礎
  6.1 確率分布・確率変数
  6.2 離散型の確率分布
  6.3 連続型の確率分布
  6章の問題

第7章 不規則変動するデータの解析
  7.1 連続型変数の平均
  7.2 不規則変動の1次処理手法:相関係数
  7.3 フーリエ変換の基礎
  7.4 スペクトル解析手法,エネルギースペクトル,パワースペクトル
  7章の問題

問題略解
参考文献
索引

サポート情報

その他

正誤表(P22,91)


  工学のための数学 A4
「化学工学のための数学」サポートページ



■ 正誤表(P22,91)




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