有限要素法と境界要素法

書影

ライブラリFEM+BEM  5

有限要素法と境界要素法

定価:
1,815
(本体:1,650円+税)
難易度:中級

発行日:1982年6月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0310-1

サイズ:並製A5

ページ数:144ページ

在庫:品切れ

内容詳細

本書は広い一般性をもつ数値解析法として知られている有限要素法と境界要素法について,これらをはじめて学び,方法のアウトラインを知ろうとする人々のために書かれている.

目次

1 序章
2 数理解析と数値解析法
1-1 数理モデル
1-2 Laplace方程式と境界値問題
1-3 境界値問題の数値解法
2 基礎的な数学知識
2-1 はじめに
2-2 積分定理
2-3 変分法
2-3-1 関数の極大,極小
2-3-2 変分法
2-4 基本解,ステップ関数,デルタ関数
2-4-1 Heavisideステップ関数とDiracデルタ関数
2-4-2 基本解
2-5 マトリックス計算
2-5-1 マトリックスの定義と種々のマトリックス
2-5-2 マトリックスの計算
2-5-3 部分マトリックス
2-5-4 行列式
3 離散化要素
3-1 領域要素と境界要素
3-2 要素内での関数の変化3-2-1 1次元要素
3-2-2 2次元要素
3-2-3 3次元要素
4 有限要素法
4-1 はじめに
4-2 汎関数と変分原理,弱形式
4-2-1 汎関数
4-2-2 弱形式
4-3 離散定式化
4-4 簡単な例題
4-5 まとめ
5 境界要素法
5-1 はじめに
5-2 境界積分方程式の誘導
5-2-1 初等的な方法
5-2-2 基本解を用いる方法
5-3 離散定式化
5-3-1 区分的に一定な要素
5-3-2 高次の境界要素:例題
5-4 係数マトリックスの計算
5-5 マトリックス表示
5-6 領域内の関数値
5-7 まとめ
6 有限要素法と境界要素法の比較
6-1 重さつき残差表示
6-2 Green公式と重さつき残差法による定式化の等価性
6-3 有限要素法と境界要素法の比較
7 境界要素法の解析手順とコンピュータプログラムの作り方
7-1 境界要素によるモデル化
7-2 入力データの作成
7-3 コンピュータによる処理
7-3-1 係数マトリックスA(aij)とB(bij)の計算
7-3-2 全体系の方程式の組立て
7-3-3 連立1次方程式の解
7-3-4 領域内点の関数値の計算
7-3-5 結果の出力

サポート情報

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