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ギブソン
「生態学的視覚論」

J.J.ギブソン 著
古崎 敬(慶應義塾大学名誉教授)
古崎愛子(東京女子大学名誉教授)
辻 敬一郎(名古屋大学名誉教授)
村瀬 旻(慶應義塾大学名誉教授) 訳

定価:4,509円(本体4,175円+税)
発行:サイエンス社
発行日:1985-03-01
ISBN 978-4-7819-0393-4 / A5判/392頁


<内容詳細>
視覚を「脳と眼」の問題として捉えるのではなく,環境の中を動き回る,頭に付いている眼が,環境の中における対象を,「いかに見るか」という,視覚への生態学的アプローチの書.現代知覚心理学のパイオニア,ギブソンによる,古典光学に代わる生態光学の提唱.

<目次>
1 動物と環境
    1-1 動物と環境の相互関係
    1-2 動物の環境と物理的世界の相違
    1-3 環境の時間的規模 事象
    1-4 配置の不変性と変化
    1-5 要約
2 媒質,物質,面
    2-1 媒質
    2-2 物質
    2-3 面とその生態学的法則
    2-4 物質面の性質
    2-5 要約
3 生活体にとって意味のある環境
    3-1 面の配置に関する用語
    3-2 環境は動物に何を与えるか
    3-3 一観察者の環境とすべての観察者の環境
    3-4 要約
4 刺激作用と刺激情報との関係
    4-1 発光体と照明される物体の区別
    4-2 放射と照明の区別
    4-3 放射光と包囲光の区別
    4-4 包囲光の構造
    4-5 刺激作用と刺激情報
    4-6 いったい光りそのものを見ることはあるのか
    4-7 エネルギーの作用としての刺激の概念
    4-8 有効刺激としての包囲エネルギー
    4-9 網膜像の伝統的理論
    4-10 網膜像は視覚にとって必要か
    4-11 光学的情報の概念
    4-12 要約
5 包囲光配列
    5-1 包囲光はどのように構造化されているのか 予備的考察
    5-2 自然遠近法の法則 交差角
    5-3 観察点が動く場合の光学的構造
    5-4 隠れた面と隠す面の交替 遮蔽縁
    5-5 包囲光はどのように構造化されているか
    5-6 動く光源の下での変化項と不変項
    5-7 水面のさざ波と波 特別な場合
    5-8 要約
6 事象と事象を知覚するための情報
    6-1 地上での事象の分類
    6-2 事象の知覚に関する光学的情報
    6-3 事象の因果関係
    6-4 要約
7 自己 知覚に関する光学的情報
    7-1 視野による自己の特定化
    7-2 四肢の運動を特定するもの
    7-3 移動を特定するもの
    7-4 要約
8 アフォーダンスの理論
    8-1 環境のニッチ
    8-2 人間による自然環境の改変
    8-3 地上の環境のアフォーダンス
    8-4 アフォーダンスの概念の起源 その変遷
    8-5 アフォーダンスの知覚に関する光学的情報
    8-6 アフォーダンスに関する誤った情報
    8-7 要約
9 直接知覚の実験的証拠 持続する配置
    9-1 面の配置の直接知覚に関する証拠
    9-2 面の配置の直接知覚の反証はあるのか
    9-3 要約
10 外界の動きおよび自己の運動の知覚に関する諸実験
    10-1 変化する面の配置の知覚
    10-2 自己自身の運動の知覚
    10-3 要約
11 遮蔽縁の発見とその知覚上の意味
    11-1 カプランの実験
    11-2 遮蔽縁の予期\r
    11-3 可逆的遮蔽の理論
    11-4 現時点で現在位置から見えるものが知覚されるものとは限らない
    11-5 観察経路から時間的になされる知覚
    11-6 定位の問題
    11-7 公共的認識の問題
    11-8 自己中心的意識のなぞ
    11-9 隠れ,覗き見,プライバシー
    11-10 要約
12 頭と眼で見ること
    12-1 見回すことと見つめること
    12-2 何によって外界を見るのか
    12-3 環境および自己の意識
    12-4 眼球 頭部系はどのようにはたらくのか 新しい理論の概略
    12-5 刺激継起理論の誤謬
    12-6 継起から場面への変換の理論
    12-7 要約
13 移動と操作
    13-1 移動と操作の進化
    13-2 移動と操作の制御
    13-3 移動の制御に必要な光学的情報
    13-4 移動の視覚性制御のための法則
    13-5 操作の視覚性制御の法則
    13-6 内部の面の操作と知覚
    13-7 要約
14 情報抽出理論とその帰結
    14-1 情報の抽出について何が新しいか
    14-2 伝統的知覚理論 入力処理
    14-3 現在の経験と過去の経験との誤った二分法
    14-4 非知覚的意識への新しい接近
    14-5 心像化と知覚との関連性
    14-6 認識への新しい接近
    14-7 要約
15 絵画・写真と視覚的経験
    15-1 線描画を示すことと知覚研究
    15-2 画像とは何か
    15-3 線描の理論と子供におけるその発達
    15-4 実在するものであるかのような錯覚とは 画像の知覚の二重性
    15-5 絵画における遠近法の効果
    15-6 画像による表現は一種の記述か
    15-7 視野の意識
    15-8 遠近的配景の中に見られるものは何か つぎはぎ細工の遠近法か縁の遠近法か
    15-9 線画の原理
    15-10 要約
16 映画と視覚的経験
    16-1 変化し続ける光の配列
    16-2 映画によって得られるものは何か
    16-3 言葉による叙述は何をもたらすか
    16-4 映画における撮影とフィルム編集の理論
    16-5 映画フィルムによる表現
    16-6 要約