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Q&Aでわかる
「脳と視覚」
〜 人間からロボットまで 〜

乾 敏郎(京都大学教授) 著

定価:2,412円(本体2,233円+税)
発行:サイエンス社
発行日:1993-04-01
ISBN 978-4-7819-0687-4 / A5判/232頁


<内容詳細>
私たちの視覚−ヒューマンビジョンは,コンピュータビジョンの限界が知られてから改めてその素晴らしさが認識されています.実はその秘密は脳の情報処理にあり,心理学・工学・生理学・医学等多方面から研究が進められています.本書では脳と視覚の最前線研究をできるかぎりやさしく伝えることをテーマに,Q&A形式でいま何がわかっているのか,何を研究すべきかを解説してゆきます.

<目次>
1 眼から脳へ 「見える」のはなぜ?
    1-1 どのようにして光の情報が視覚として感じられるのでしょうか?
    1-2 眼はどのようにして外界の情報を取り込んでいるのでしょうか?
    1-3 眼は絶えず動いているというのは本当ですか?
    1-4 サルと人間の視覚能力は近いそうですがどのようにしてわかったのですか?
    1-5 赤ちゃんはどの程度見えているのでしょうか?
    1-6 脳の発達と視覚との関係を教えて下さい.
2 脳と視覚 見たものを理解する
    2-1 見たものは脳でどのように処理されるのでしょうか?
    2-2 脳の活動を画像で見られるそうですがどんなことがわかるのでしょうか.
    2-3 脳の視覚を処理する部位が壊れるとどうなりますか?
    2-4 視覚や聴覚など,いろいろな感覚を最終的には脳のどこかでまとめているのでしょうか?
    2-5 「おばあさん細胞」って何ですか?
3 コンピュータビジョンとパターン認識 コンピュータが「見る」しくみ
    3-1 「コンピュータビジョン」のしくみを教えて下さい.
    3-2 コンピュータビジョンと人間の視覚の共通点と違いは何ですか?
    3-3 コンピュータビジョンと人間の視覚の差を縮めるにはどうしたらよいのでしょうか?
    3-4 「パターン認識」って何ですか?
    3-5 パターン認識の研究の成果を生かして何ができますか?
4 ニューロコンピュータと視覚 視覚を探る新しいアプローチ
    4-1 「ニューロコンピュータ」って何ですか?
    4-2 ニューロコンピュータはどうやって学習するのですか?
    4-3 ニューロコンピュータの研究で何がわかりましたか
    4-4 「シリコン網膜」というのは一体どういうものなのですか?
    4-5 ニューロンの機能は,環境によってどのように変化するのでしょうか?
5 明るさ・色・奥行き・形 脳はどのようにして知るか
    5-1 「明るさ」って何ですか? どのように知覚されるのですか?
    5-2 「色」って何ですか? どのように知覚されるのですか?
    5-3 「色の恒常性」とはどんな現象なのですか?
    5-4 立体的な映像を作るにはどうしたらよいのでしょうか?
    5-5 「奥行き」を知るしくみを教えて下さい.
    5-6 脳は立体をどのようにして認識しているのでしょうか?
    5-7 「形」はどのようにしてわかるのですか?
6 さらに理解を深めるために Q&A形式で知る視覚研究の最前線
    6-1 フィリングイン・プロセスとライン・プロセス 視覚の計算論的枠組み
    6-2 モジュールが視覚を決定する 脳内モジュールの相互作用