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新・生命科学ライブラリ-バイオと技術 5

「ゲノム創薬」
〜 個別化医療とゲノムデータマイニング 〜

野村 仁(東京大学教授) 著

定価:1,728円(本体1,600円+税)
発行:サイエンス社
発行日:2005-07-25
ISBN 978-4-7819-1101-4 / A5判/152頁


<内容詳細>
本書はヒトゲノム情報を如何にして福祉・創薬に役立てるかという点について考察している.かつて創薬現場にいた著者ならではの視点で,実際のヒトゲノム情報の検索の仕方や,既存薬を具体的な例に取っての創薬の歴史,ゲノム情報を元に研究が進められている最新の創薬など,非常に含蓄のある1冊.

<目次>
第1章 ゲノムとは?
    1.1 ゲノムとは?

第2章 創薬の歴史
    2.1 黎明期─民間療法からアスピリンまで─
    2.2 疫病の克服と近代医療の萌芽
    2.3 抗生物質の登場
    2.4 合成医薬全盛時代─副作用問題のクローズアップ─
    2.5 仮想分子標的アプローチ(1)神経伝達物質アナログ,等
    2.6 仮想分子標的アプローチ(2)H2ブロッカー
    2.7 仮想分子標的アプローチ(3)ACE阻害剤
    2.8 遺伝子組み換え医薬品(1)黎明期
    2.9 遺伝子組み換え医薬品(2)エリスロポエチン
    2.10 遺伝子組み換え医薬品(3)顆粒球コロニー刺激因子
    2.11 遺伝子組み換え医薬品(4)新規な受容体の探索
    2.12 世界に先駆けて開発された大型低分子医薬品(1)FK506
    2.13 世界に先駆けて開発された大型低分子医薬品(2)メバロチン
    2.14 分子標的医薬品とテーラーメード医療

第3章 ゲノム創薬概論
    3.1 ヒトゲノム計画の成果は万人に公開されている
    3.2 ヒトゲノム計画の成果から得られるもの
    3.3 医薬品として有用なサイトカイン類と可溶性受容体分子
    3.4 トランスクリプトーム解析による網羅的な疾患関連遺伝子探索
    3.5 多型解析

第4章 ゲノム創薬各論─具体的な取り組み─
    4.1 相同性検索による有用蛋白質の探索
    4.1.1 サイトカインと受容体
    4.1.2 既存薬と標的分子のホモログ
    4.2 トランスクリプトーム解析
    4.2.1 cDNAマイクロアレイとジーンチップ(Gene Chip)
    4.2.2 データ解析手法
    4.2.3 データベース
    4.3 ゲノム抗体創薬
    4.3.1 抗体医薬の歴史
    4.3.2 モノクロナル抗体作成技術の登場
    4.3.3 モノクロナル抗体の臨床応用とその限界
    4.3.4 モノクロナル抗体のヒト型化
    4.3.5 ヒト型化抗体臨床展開の現状
    4.3.6 新しいアプローチ(1)ヒト抗体産生動物の作成
    4.3.7 新しいアプローチ(2)ファージディスプレイ技術
    4.3.8 ゲノム抗体創薬の実際
    4.3.9 新規な肝細胞癌検査マーカー,グリピカン(GPC)3
    4.3.10 抗cGPC3抗体による特異的肝細胞癌治療の可能性
    4.3.11 ゲノム抗体創薬(まとめ)
    4.4 多型解析
    4.4.1 マイクロサテライト多型
    4.4.2 単塩基多型(SNP)
    4.4.3 多型情報(含体細胞変異)に基づいた薬剤感受性予測
    4.4.4 生活習慣病と多型

おわりに
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