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セレクション社会心理学 6

「他者を知る」
〜 対人認知の心理学 〜

山本眞理子(元筑波大学教授)
原 奈津子(就実大学教授) 著

定価:1,404円(本体1,300円+税)
発行:サイエンス社
発行日:2006-04-25
ISBN 978-4-7819-1128-1 / 四六判/240頁

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<内容詳細>
本書は,私たちが特定の他者とかかわったときに行う様々な判断をさす「対人認知」について扱っています.他者を正しく理解することは難しく,人によって同一人物に対する印象も異なります.本書では対人認知に歪みを生じさせる原因として考えられる認知者―被認知者の相互作用の違いが,対人情報の処理過程にどのような影響を与えるかについて,様々な研究結果をもとに解説します.

<目次>
はじめに

1 さまざまな他者
  他者といっても一様でない
  電車の向こう側に座っている人(レベルゼロ)
  テレビ画面に映る人(レベル1のグループA)
  友人の友人(レベル1のグループB)
  ひまつぶしの相手(レベル1のグループC)
  相互作用性と結果依存性
  相手から一方的にコントロールされている立場の人たち(レベル2)
  対等に相手に影響を与え合っている人たち(レベル3)
  私を好きだといってくれる人(レベル4)
  相互作用のないレベルでの対人認知の特徴
  観察目標と相互作用
  さまざまな相互作用のレベルと対人認知

2 対人情報の処理モデル
  対人認知研究の流れ
  古典的モデル
  古典的モデルと社会的認知研究
  基本過程に関する二つのモデル
  カテゴリー依存型処理とピースミール処理
  どのようなときにカテゴリー/ピースミール処理が起こるのか
  対人情報処理を停止させるとき

3 人についての知識構造
  カテゴリー・スキーマ・ステレオタイプ
  社会的スキーマ
  社会的表象(social representation)とスキーマ
  スキーマの機能\r
  経験に構造を与える
  スキーマ一致情報の処理を促進する
  欠損した情報の埋め合わせ
  ステレオタイプ
  「美しい人は良い人」ステレオタイプ
  身長のステレオタイプ

4 他者からの好意と対人認知
  対人相互作用性のある事態とない事態での対人認知の差異
  テレビコミュニケーション実験
  好意的な他者と非好意的な他者の情報処理
  偽装コンピュータ実験
  行為の返報性とポジティヴィティ・バイアス

5 相互作用事態における対人認知の文化差
  肯定的・否定的評価の意味
  普通であることの文化差
  日本とアメリカ、自己と一般的他者
  日米比較実験
  対人関係におけるメタ期待理論

文献案内
おわりに(山本)
おわりに(原)
引用文献