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ライブラリ電子社会システム 1

「電子社会のパラダイム」
〜 ディジタル化の論理と倫理 〜

辻井重男(東京工業大学名誉教授) 編著

定価:2,570円(本体2,380円+税)
発行:新世社
発行日:2002-10-10
ISBN 978-4-88384-043-4 / A5判/280頁


<内容詳細>
電子社会の到来における電子・情報通信技術の急速な発達により,生活や社会の変化は様々な面にわたるため,総合的な電子社会システムをデザインしていく必要がある.本書では,経済学・法学・倫理学・工学など,諸分野の第一線の研究者が考察する.

<目次>
第1章 電子社会の構築へ向けて
    1.1 まえがき
    1.2 パラダイムの変革
    1.3 電子社会構築のための研究促進と人材育成
    1.4 情報セキュリティ評価機関の設立を
    1.5 精神構造の改革
    1.6 むすび

第2章 電子社会と市場経済I ―市場経済と情報
    2.1 はじめに
    2.2 社会主義の計算可能性と市場経済
    2.3 市場の情報機能\r
    2.4 貨幣の意味と役割
    2.5 市場の均衡過程
    2.6 資本主義経済における技術革新
    2.7 労働市場と資金市場
    2.8 情報化のマクロ経済的効果
    2.9 市場経済と市民社会

第3章 電子社会と市場経済II ―情報的効率性・手続き的衡平性・公共的情報倫理
    3.1 はじめに
    3.2 経済システムを評価する帰結主義的基準
    3.3 経済計画論争の知的遺産:情報的効率性
    3.4 ハーヴィッツの評価基準:誘因整合性
    3.5 私的権利の社会的尊重:手続き的衡平性
    3.6 公共的情報倫理の補完的機能\r
    3.7 おわりに

第4章 電子社会と法制度
    4.1 電子化への法的対応
    4.2 電磁的方法による意思表示
    4.3 「本人」の確認
    4.4 電子取引の一つの例 ―著作物等の電子配信
    4.5 いくつかの課題
    4.6 技術と法とビジネスの連携+倫理

第5章 電子社会と政策
    5.1 「あるべき電子社会像」と「政策」 ―総論
    5.2 日本型 IT 革命と「政策」
    5.3 「グローバルな電子社会構築」のための「基本政策」

第6章 電子社会と倫理
    6.1 要旨
    6.2 情報発信が行為として責任の根拠となる場合があるが,その場合の責任の成立事情は,行為一般と同じであるのか
    6.3 扉を開けるだけ
    6.4 間違った情報を発信する権利
    6.5 人格の尊厳と情報
    6.6 自己不在の作品
    6.7 名誉から金銭へ ―インセンティブの変化
    6.8 誰が作者と見なされるのか
    6.9 知識と所有
    6.10 コピーマート
    6.11 サンプル情報と商品
    6.12 貨幣の匿名性の廃止(経過消滅的文化から経過保存的文化へ)
    6.13 個人情報の管理と利用
    6.14 電子社会は直接民主主義をもたらすか
    6.15 情報のユートピア

第7章 電子社会を支える技術からの視点
    7.1 電子社会と情報通信技術
    7.2 ディジタル化
    7.3 モジュール化と層(レイヤ)による発想
    7.4 ネットワークとネットワーキングについて
    7.5 インターネットと伝統的ネットワークの違いはどこにあるか
    7.6 インターネットの課題
    7.7 「偏」から「遍」へ,ユビキタス社会に向けて

第8章 電子社会システムの課題
    8.1 はじめに:オリジンにふれる
    8.2 「電子社会システム」プロジェクトの研究と課題
    8.3 電子化関連技術の動向と課題
    8.4 社会システムの基本
    8.5 社会システムにおけるコミュニケーション・リンク・情報
    8.6 社会システムにおける選択
    8.7 個人と社会,そして倫理
    8.8 総合知に向けた思考のツール類
    8.9 むすび:調和ある発展に向けて

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