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新法学ライブラリ 10

「民事訴訟法」

小林秀之(一橋大学教授) 著

定価:3,672円(本体3,400円+税)
発行:新世社
発行日:2013-05-10
ISBN 978-4-88384-190-5 / A5判/488頁


<内容詳細>
本書は,基本六法の一つである「民事訴訟法」の標準的テキストであり,わが国の民訴法学の現在の到達点を簡潔に示した良書である.第I部で民訴法の面白さと重要な役割について,第II部で民訴法の段階ごとの役割を二当事者対立構造の訴訟を念頭に置きつつ説明し,第III部では学説の対立が顕著な訴訟物と既判力,証明責任と証拠収集,当事者概念と多数当事者などの分野について独立した章で詳説している.また,筆者の考え方を一貫して論じ,現在の学説と判例理論を客観的に説明するように努めた.さらに,民事実務のイメージがつかめるよう訴状・答弁書・準備書面などの書式も収録した.2色刷.

<目次>
I 民事訴訟法への招待

第1章 民事訴訟
  1.1 民事訴訟および民事執行の流れ
  1.2 民事訴訟の目的
  1.3 民事訴訟法
  1.4 裁判所

第2章 民事訴訟以外の紛争解決手続
  2.1 非訟
  2.2 裁判外紛争解決手続(ADR)
  2.3 紛争解決モデル

II 民事訴訟法の全体的説明

第1章 訴えの提起と訴えの利益
  1.1 訴えの提起
  1.2 訴訟要件
  1.3 訴えの提起の効果―重複(二重)起訴の禁止ほか
  1.4 訴えの類型と訴えの利益
  1.5 処分権主義
  1.6 申立事項と判決事項
  1.7 民事審判権の限界

第2章 訴訟当事者
  2.1 当事者の意義と確定
  2.2 当事者能力
  2.3 訴訟能力
  2.4 訴訟代理人
  2.5 当事者適格

第3章 口頭弁論と訴訟行為
  3.1 第1回口頭弁論と争点整理
  3.2 口頭弁論の実施
  3.3 訴訟行為
  3.4 当事者の欠席と計画審理

第4章 証拠法
  4.1 証拠法の基礎概念
  4.2 証明の対象
  4.3 自由心証主義
  4.4 裁判上の自白と顕著な事実
  4.5 証拠調べの実施

第5章 訴訟の終了
  5.1 訴訟上の和解
  5.2 訴えの取下げ,請求の放棄・認諾
  5.3 判決の成立
  5.4 判決効の内容
  5.5 既判力(執行力,形成力)以外の判決効

第6章 上訴と略式訴訟
  6.1 上訴審の構造
  6.2 控訴審の手続
  6.3 上告
  6.4 抗告
  6.5 再審
  6.6 略式訴訟

III 個別的重要問題

第1章 訴訟物と要件事実
  1.1 訴訟物の意義と機能
  1.2 訴訟物論争とその評価
  1.3 要件事実から見た訴訟物理論
  1.4 可変的訴訟物理論の提唱―具体的諸問題への適用
  1.5 一部請求
  1.6 「四つの試金石」について

第2章 弁論主義と訴訟諸原則
  2.1 弁論主義の根拠と機能
  2.2 主要事実と間接事実の区別
  2.3 釈明権と法的観点指摘義務
  2.4 当事者の事案解明義務
  2.5 必要的口頭弁論の原則

第3章 証明責任の分配と証拠の収集
  3.1 証明責任の意義と機能
  3.2 証明責任の分配
  3.3 文書提出命令
  3.4 その他の証拠収集

第4章 判決効と複雑訴訟
  4.1 既判力の客観的範囲
  4.2 判決効の主観的範囲
  4.3 複数当事者間の紛争における当事者
  4.4 通常共同訴訟
  4.5 必要的共同訴訟
  4.6 訴えの主観的予備的併合
  4.7 補助参加
  4.8 独立当事者参加
  4.9 訴訟承継
  4.10 複数請求訴訟

第5章 民事訴訟の国際化―国際民事訴訟法入門
  5.1 国際裁判管轄
  5.2 外国判決の承認・執行,主権免除

索引