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法学叢書 13

法学叢書
「刑法各論」

橋本正博(一橋大学教授) 著

定価:3,888円(本体3,600円+税)
発行:新世社
発行日:2017-02-25
ISBN 978-4-88384-247-6 / A5判/576頁


<内容詳細>
多様な犯罪類型について,設例を交え具体的なイメージを喚起しながら解説し,刑法各論における考え方の論理を明示した法学部生・法科大学院生必携の基本書.伝統的な教科書の構成を踏襲しつつ,初学者に向けて刑法学の基礎知識を概説した章を設け,各論から刑法を学び始める場合にも配慮.同著者既刊『法学叢書 刑法総論』との併読で刑法学への理解を一層深めることができる.

<目次>
序編

第1章 刑法各論の課題
  1.1 刑法学とその構成
  1.2 「法益」とその保護
  1.3 刑法の解釈
  1.4 刑法各論と構成要件解釈

第1編 個人的法益に対する罪

第2章 殺人の罪
  2.1 総説
  2.2 殺人罪
  2.3 殺人予備罪
  2.4 自殺教唆罪・自殺幇助罪
  2.5 同意殺人罪

第3章 堕胎の罪
  3.1 総説
  3.2 堕胎の罪の諸類型
  3.3 堕胎罪の共犯

第4章 遺棄の罪
  4.1 総説
  4.2 単純遺棄罪
  4.3 保護責任者遺棄等罪
  4.4 遺棄等致死傷罪

第5章 傷害の罪
  5.1 「傷害の罪」総説
  5.2 暴行罪と傷害罪との関係
  5.3 傷害の罪の諸類型
  5.4 同時傷害の特例
  5.5 自傷行為・同意傷害
  5.6 凶器準備集合および結集罪

第6章 過失傷害の罪
  6.1 過失犯
  6.2 「過失傷害の罪」の諸類型
  6.3 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律

第7章 自由に対する罪
  7.1 脅迫罪
  7.2 逮捕および監禁の罪
  7.3 略取,誘拐および人身売買の罪

第8章 強制わいせつおよび強姦の罪
  8.1 総説
  8.2 強制わいせつ罪
  8.3 強姦罪
  8.4 準強制わいせつ罪・準強姦罪
  8.5 集団強姦等罪
  8.6 強制わいせつ等致死傷罪
  8.7 親告罪
  8.8 性犯罪に関する改正

第9章 住居を侵す罪・秘密を侵す罪
  9.1 住居を侵す罪
  9.2 秘密を侵す罪

第10章 名誉に対する罪
  10.1 名誉の意義
  10.2 名誉毀損罪
  10.3 侮辱罪
  10.4 事実証明による違法性阻却
  10.5 正当行為としての違法性阻却
  10.6 親告罪

第11章 信用・業務に対する罪
  11.1 信用毀損罪
  11.2 業務妨害罪
  11.3 電子計算機損壊等業務妨害罪

第12章 財産罪総説
  12.1 財産関係と刑法
  12.2 財産罪の分類
  12.3 「財物」の意義
  12.4 財産上の利益

第13章 窃盗の罪
  13.1 窃盗罪(財物罪)の保護法益
  13.2 占有(客体)
  13.3 行為
  13.4 不動産侵奪罪(235条の2)
  13.5 自己の財物に関する特則
  13.6 親族間の犯罪に関する特例(親族相盗例)
  13.7 電気についての準用規定

第14章 強盗の罪
  14.1 強盗罪総説
  14.2 事後強盗罪
  14.3 昏睡強盗罪
  14.4 強盗致死傷罪
  14.5 強盗強姦罪・強盗強姦致死罪
  14.6 強盗予備罪

第15章 詐欺の罪
  15.1 詐欺罪総説
  15.2 財産上の損害の発生
  15.3 客体
  15.4 行為
  15.5 着手時期・既遂時期
  15.6 権利行使と不法原因給付
  15.7 電子計算機使用詐欺罪
  15.8 準詐欺罪
  15.9 親族間の犯罪に関する特例

第16章 恐喝の罪
  16.1 恐喝罪
  16.2 権利行使と不法原因給付

第17章 横領の罪
  17.1 横領の罪総説
  17.2 横領罪
  17.3 業務上横領罪
  17.4 遺失物等横領罪

第18章 背任の罪
  18.1 背任罪総説
  18.2 主体
  18.3 主観的要素
  18.4 他罪との関係
  18.5 共犯

第19章 盗品等に関する罪
  19.1 「盗品等に関する罪」の性質
  19.2 盗品等関与罪
  19.3 盗品等に関する罪の犯人と本犯に対する共犯
  19.4 親族等の間の犯罪に関する特例

第20章 毀棄および隠匿の罪
  20.1 毀棄・隠匿の罪の保護法益
  20.2 公用文書等毀棄罪
  20.3 私用文書等毀棄罪
  20.4 建造物等損壊罪・建造物等損壊致死傷罪
  20.5 器物損壊等罪
  20.6 信書隠匿罪
  20.7 境界損壊罪

第2編 社会的法益に対する罪

第21章 騒乱の罪
  21.1 騒乱の罪の性質
  21.2 騒乱罪
  21.3 多衆不解散罪

第22章 放火および失火の罪
  22.1 総説
  22.2 現住建造物等放火罪
  22.3 非現住建造物等放火罪
  22.4 建造物等以外放火罪
  22.5 延焼罪
  22.6 放火予備罪
  22.7 消火妨害罪
  22.8 失火の罪

第23章 出水・水利に関する罪
  23.1 保護法益・罪質
  23.2 出水の罪
  23.3 水防妨害罪
  23.4 水利妨害罪

第24章 往来を妨害する罪
  24.1 往来の危険に関する罪・総説
  24.2 往来妨害罪および往来妨害致死傷罪
  24.3 往来危険罪
  24.4 汽車転覆等罪・汽車転覆等致死罪
  24.5 往来危険による汽車転覆等罪
  24.6 過失往来危険罪

第25章 公衆の健康に対する罪
  25.1 総説
  25.2 あへん煙に関する罪
  25.3 飲料水に関する罪

第26章 文書偽造の罪
  26.1 偽造の罪
  26.2 文書偽造の罪・総説
  26.3 詔書偽造等罪
  26.4 公文書偽造等罪
  26.5 虚偽公文書作成等罪
  26.6 公正証書原本不実記載等罪
  26.7 偽造公文書行使等罪
  26.8 私文書偽造等罪
  26.9 虚偽診断書等作成罪
  26.10 偽造私文書等行使罪
  26.11 電磁的記録不正作出罪・同行使罪
  26.12 不正指令電磁的記録に関する罪
  26.13 印章偽造の罪

第27章 支払手段に関する偽造の罪
  27.1 通貨偽造の罪
  27.2 有価証券偽造の罪
  27.3 支払用カード電磁的記録に関する罪

第28章 風俗に関する罪
  28.1 性的風俗に対する罪
  28.2 賭博および富くじに関する罪
  28.3 礼拝所および墳墓に関する罪

第3編 国家的法益に対する罪

第29章 国家の存立に対する罪・国交に対する罪
 29.1 国家的法益に対する罪
 29.2 国家の存立に対する罪―内乱に関する罪
 29.3 国家の存立に関する罪―外患に関する罪
 29.4 国交に関する罪

第30章 公務執行妨害の罪
 30.1 公務執行妨害罪
 30.2 公務の執行を妨害する罪―その他の類型

第31章 国の司法作用に対する罪
 31.1 逃走罪
 31.2 犯人蔵匿および証拠隠滅の罪
 31.3 偽証の罪
 31.4 虚偽告訴等の罪

第32章 汚職の罪(職権濫用罪・賄賂罪)
 32.1 汚職罪(瀆職罪)総説
 32.2 職権濫用の罪
 32.3 賄賂の罪

事項索引
判例索引