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ライブラリ 今日の経済学 15

「労働経済学」

宮本弘曉(国際通貨基金エコノミスト) 著

定価:2,700円(本体2,500円+税)
発行:新世社
発行日:2018-03-25
ISBN 978-4-88384-271-1 / A5判/288頁


<内容詳細>
失業,少子・高齢化による労働力人口減少,長時間労働問題,正社員と非正社員の格差問題,ワークライフ・バランス問題への対処など,労働市場が直面する課題は数多い.本書は,労働経済学のエッセンスをわかりやすく解説し,経済理論やデータを用いた実証分析によって,こうした「働くこと」に関する諸問題の対処に必要な政策立案を提示する.従来のミクロ経済学的な色合いの濃い労働経済学のテキストと比較し,近年発展が著しく政策的にも重要なマクロ経済学的な視点からの分析手法も多く取り入れて紹介する.2色刷.

<目次>
第1章 労働市場を観察する
  1.1 労働力の構造
  1.2 少子・高齢化
  1.3 産業と労働力
  1.4 労働力の非正規化
  1.5 労働時間
  1.6 賃金

第2章 労働市場の需給分析
  2.1 需要・供給分析
  2.2 市場均衡
  2.3 余剰
  2.4 労働市場分析
  2.5 応用例

第3章 労働供給
  3.1 個人はどのように行動するのか?
  3.2 満足度合いを測る
  3.3 限界効用と限界代替率
  3.4 予算制約
  3.5 個人の選択
  3.6 非労働所得の変化
  3.7 賃金変化の影響
  3.8 就業選択
  3.9 労働供給曲線の導出
  3.10 市場の労働供給曲線を求める
  3.11 労働供給の弾力性
  3.12 女性の労働供給
  3.13 応用例:制度が女性の労働供給に与える影響

第4章 労働需要
  4.1 生産技術
  4.2 限界生産物と平均生産物
  4.3 利潤最大化行動
  4.4 短期の問題
  4.5 長期の問題
  4.6 市場の労働需要曲線
  4.7 労働需要の弾力性

第5章 失業
  5.1 失業のタイプ
  5.2 自然失業率の決定
  5.3 摩擦的失業と構造的失業
  5.4 ベバリッジ曲線
  5.5 UV分析
  5.6 フィリップス曲線
  5.7 オークンの法則

第6章 失業の理論
  6.1 賃金の硬直性
  6.2 ジョブサーチ理論

第7章 サーチ・マッチングモデル
  7.1 サーチ・マッチングモデル
  7.2 マッチング関数
  7.3 ベバリッジ曲線
  7.4 雇用創出条件
  7.5 均衡失業率の決定
  補論 ナッシュ交渉解による賃金決定

第8章 人的資本
  8.1 教育投資モデル
  8.2 企業による訓練
  8.3 シグナリング理論

第9章 賃金
  9.1 完全競争市場
  9.2 需要独占モデル
  9.3 サーチ理論
  9.4 補償賃金仮説
  9.5 賃金交渉
  9.6 独占組合モデル
  9.7 効率賃金仮説

第10章 景気変動と労働市場
  10.1 景気循環とは
  10.2 景気変動の測定
  10.3 労働市場の循環的性質
  10.4 労働時間
  10.5 実質賃金の循環的動き
  10.6 景気循環と労働市場モデル

第11 章 雇用創出と消失
  11.1 雇用創出・消失の定義
  11.2 雇用創出と消失の特性
  11.3 日本の雇用創出・消失
  11.4 雇用変動とショック
  11.5 景気循環と雇用創出・消失

第12章 労働力フロー分析
  12.1 フローとストック
  12.2 労働力フローデータ
  12.3 日本の労働力フロー
  12.4 労働力フローの推移
  12.5 推移確率
  12.6 失業フロー
  補論 失業の流入・流出分析

第13章 制度・政策
  13.1 最低賃金制度
  13.2 失業給付
  13.3 解雇規制
  13.4 積極的労働市場政策
  13.5 財政政策と労働市場

第14章 日本の労働市場
  14.1 日本的雇用慣行とは何か?
  14.2 日本的雇用はいつ成立したのか?
  14.3 日本的雇用慣行の合理性
  14.4 経済環境の変化と日本的雇用慣行
  14.5 日本の労働市場の課題

索引