ディジタル通信の基礎

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電子・通信工学  10

ディジタル通信の基礎

ディジタル変復調による信号伝送
定価:
2,640
(本体:2,400円+税)
難易度:中級

発行日:2012年1月25日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-901683-84-5

サイズ:上製A5

ページ数:248ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

大学学部から大学院,研究者,技術者向きの教科・参考書.携帯電話,無線LAN,光ファイバー等で用いられる変復調技術の基礎を理解できるように,基底帯域通信システムの動作,帯域通過信号,帯域通過通信システムなどについて解説.

目次

第1章 電気通信システム
  1.1 テレコミュニケーションと情報
  1.2 ディジタル通信システムの基本構成
  1.3 通信システムのリソース
  1.4 ネットワーク
  1.5 ディジタル化のメリット
  1章の問題

第2章 周波数スペクトル
  2.1 フーリエ変換と逆フーリエ変換
  2.2 帯域通過信号と等価低域通過システム
  2章の問題

第3章 確率過程
  3.1 確率分布関数と確率密度関数
  3.2 多変量分布
  3.3 定常過程
  3.4 確率過程としての帯域通過信号
  3章の問題

第4章 基底帯域ディジタル伝送
  4.1 標本化
  4.2 量子化
  4.3 符号化
  4.4 基底帯域パルス伝送
  4.5 ビット誤り率
  4.6 PCM伝送におけるSNR特性
  4章の問題

第5章 変調と復調
  5.1 変調
  5.2 復調
  5.3 ディジタル信号検出理論
  5章の問題

第6章 振幅変調と直交振幅変調
  6.1 両側帯波搬送波抑圧(DSB-SC)変調
  6.2 通常の振幅変調(AM)
  6.3 単側帯波(SSB)変調
  6.4 振幅変調におけるSNR
  6.5 直交振幅変調(QAM)
  6.6 各種振幅変調およびQAMのスペクトル
  6章の問題

第7章 周波数変調と位相変調
  7.1 位相変調と周波数変調
  7.2 角度変調における非線形性
  7.3 狭帯域FM
  7.4 広帯域FM
  7.5 FMにおけるSNR改善特性
  7章の問題

第8章 基本的なディジタル変調
  8.1 受信機の基本構成
  8.2 振幅シフトキーイング
  8.3 周波数シフトキーイング
  8.4 位相シフトキーイング
  8章の問題

第9章 パルス波形の最適フィルタ
  9.1 信号対雑音比の最大化
  9.2 符号間干渉とルートロールオフ
  9章の問題

第10章 変復調方式の拡張
  10.1 様々な変調方式の特徴と相互関係
  10.2 通信路変動と補償法
  10.3 高度な変調方式
  10章の問題

第11章 ディジタル通信システム
  11.1 同期
  11.2 通信リソースの分割
  11章の問題

付録 諸表

参考文献
索引

サポート情報

正誤表


電子・通信工学 10
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■ 正誤表


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