グラフィック経済学 第2版

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グラフィック[経済学]  1

グラフィック経済学 第2版

定価:
2,530
(本体:2,300円+税)
難易度:入門

発行日:2013年11月25日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-194-3

サイズ:並製A5

ページ数:400ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は,主に日本の経済をベースに,経済学の基礎概念をやさしく解説して好評を博した,入門テキストの改訂版です.リーマン・ショック後の世界同時不況,東日本大震災,日本における政権交代など,初版刊行以降の情勢の変化についても言及し,経済データも最近期のものにアップデートしました.また,新たなQ&A,コラムなどの記事を加え,親しみやすさ・わかりやすさにより配慮しました.左右見開き体裁・見やすい2色刷.

目次

1 経済学とは何か?
  1.1 はじめに
  1.2 世界経済の現況
  1.3 日本経済の歩み
  1.4 日本経済の再生
  1.5 何が経済問題か
  1.6 ミクロ経済学とマクロ経済学
  1.7 まとめ

2 GDPを理解する
  2.1 マクロの経済指標
  2.2 三面等価
  2.3 GDPはどう決まるか
  2.4 名目GDPと実質GDP
  2.5 GDPが大きいことはよいことか
  2.6 まとめ

3 景気の動きをつかむ
  3.1 景気とは何か
  3.2 1990年代以降の日本の景気
  3.3 なぜ景気は変動するのか
  3.4 景気対策
  3.5 まとめ

4 個人・家計の選択
  4.1 消費の決定要因
  4.2 効用最大化仮説
  4.3 所得と価格の変化
  4.4 消費と貯蓄の選択
  4.5 貯蓄残高と資産運用
  4.6 まとめ

5 企業の営み
  5.1 企業・会社とは何か
  5.2 企業の業績を知る
  5.3 設備投資,研究開発投資
  5.4 雇用調整
  5.5 生産・出荷・在庫,資金繰り
  5.6 利潤最大化と株価最大化
  5.7 まとめ

6 市場メカニズムの働き
  6.1 市場均衡
  6.2 消費者余剰と生産者余剰
  6.3 資源配分の効率性
  6.4 完全競争と独占・寡占
  6.5 市場メカニズムの限界
  6.6 市場メカニズムの貫徹と資本主義の多様性
  6.7 まとめ

7 金融を理解する
  7.1 貨幣の役割
  7.2 金融の仕組み
  7.3 資金循環と信用創造
  7.4 日本銀行の3つの顔
  7.5 金融政策と金融システムの安定
  7.6 金融ビッグバンと金融再生
  7.7 まとめ

8 財政・社会保障を理解する
  8.1 財政の3つの機能
  8.2 予算のしくみ
  8.3 歳出の状況
  8.4 歳入の状況
  8.5 財政投融資と地方財政
  8.6 社会保障改革
  8.7 財政構造改革
  8.8 まとめ

9 経済の開放・グローバル化
  9.1 貿易の利益
  9.2 WTOとFTA
  9.3 国際収支
  9.4 ISバランス論と経常収支
  9.5 為替レートの決まり方
  9.6 国際金融システム
  9.7 まとめ

10 残った話題
  10.1 価格形成を理解する
  10.2 経済学で説明できること,できないこと
  10.3 東日本大震災
  10.4 これからの日本経済
  10.5 日本的経済システムはどうなる?
  10.6 まとめ

索引

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