現代日本のパブリック・フィロソフィ

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ライブラリ相関社会科学  5

現代日本のパブリック・フィロソフィ

定価:
3,080
(本体:2,800円+税)

発行日:1998年10月1日

発行:新世社

ISBN:978-4-915787-92-8

サイズ:並製A5

ページ数:432ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

目次

0 パブリック・フィロソフィの再構想−学問論的展望のために(山脇 直司)
1 政治
1 現代日本市民社会論−その批判と構想(森 政稔)
2 コミュニタリアニズムと市民社会論−一画的な日本社会論の批判のために(パトリック・マックナリー)
3 日本的理想とヘーゲル的政治論−「日本/権力構造の謎」再考(マイケル・モッシャー)
4 日本官僚制の分権改革−機関委任事務制度の終焉(大森 彌)
5 実質よりスタイルの優先−マスメディアを通しての総選挙(タッド・ホールデン)
2 経済
1 自己決定権と社会的共同性(金子 勝)
2 経済政策の政治責任と行政責任(松原隆一郎)
3 財政投融資制度と日本型市場モデル−アメリカ,カナダとの比較分析(岩田 一政)
4 欠けている空間?−日本の経済システムと市民社会(カタリン・フェルベル)
3 ジェンダー・エスニシティ
1 橋本6大改革のジェンダー分析(大沢 真理)
2 雇用平等法制定プロセスの国際比較(御巫由美子)
3 伝統への自由,伝統からの自由−パブリック・フィロソフィーとしての多文化主義へ(沼崎 一郎)
4 外国籍住民を含む新しい社会結合(トニー・ラズロ)
4 公募論文
1 不可視の不平等−日本の職場における性別職域分離の構造と効果
2 「相互扶助の共同体」「国家による運営」−保険論にみる日本の公共社会像(久木元真吾)
3 竹内好における「近代」と「近代主義」−丸山真男との比較を中心に(三宅芳夫)
4 「参加型」福祉社会における在宅介護労働の認知構造−ジェンダー,二重労働市場,専門化の観点から(森川 美絵)

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