20世紀の生命科学II

書影

ライブラリ科学史  4

20世紀の生命科学II

定価:
1,760
(本体:1,600円+税)

発行日:1983年8月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0096-4

サイズ:上製B6

ページ数:238ページ

在庫:品切れ

内容詳細

現代生命科学は,巨大な学問分野として我々の社会に衝撃を与え続けている.本書は,19世紀から20世紀にかけて生物学諸分野の発展をたどり,そこに現代の生命科学に特徴的な思想と方法の源流を探り出す.

目次

1 諸分野の収斂 1915年から1960年にかけての発生学,遺伝学,進化論
1-1 発生学の統合
1-2 進化論の統合
1-3 自然選択の総合理論
1-4 結論
2 生命の化学的基礎 20世紀における生化学の発達
2-1 細胞呼吸
2-2 19世紀の背景
2-3 チマーゼと酵素作用の初期理論
2-4 1900年から1930年までのタンパク質および酵素
2-5 ワークブルグと生物学的酸化
2-6 生化学と哲学
2-7 結論
3 分子生物学の起こりと発達
3-1 分子生物学の性質
3-2 分子遺伝学の化学的および物理学的背景
3-3 構造学派のアプローチ
3-4 情報学派の起こり
3-5 遺伝学における生化学派の発達
3-6 一体化した情報学派の研究の発達
3-7 結論

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