ニュートリノの謎

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ライブラリ物理の世界  1

ニュートリノの謎

素粒子と宇宙の構造をもとめて
定価:
1,980
(本体:1,800円+税)

発行日:1982年2月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0198-5

サイズ:並製B6

ページ数:304ページ

在庫:品切れ

内容詳細

どんなものでも通り抜け,どこにでも満ちている粒子,電荷もなく質量も検出できず光速で飛びまわるニュートリノとは? 本書はこの興味つきない素粒子の振舞いを易しく解説しながら素粒子の構造から宇宙の創成まで言及した格好の教養書である.

目次

1 ニュートリノの性質
1-0 はじめに
1-1 宇宙はニュートリノで満ちている
1-2 ニュートリノには“弱い力”が働く
1-3 ニュートリノは電子のお化け
1-4 ニュートリノは左巻き
1-5 ニュートリノの予言と発見
1-6 ニュートリノの三つの顔
2 ニュートリノを使って素粒子の構造を探る
2-0 はじめに
2-1 素粒子の意味と分類
2-2 素粒子を拡大して見る−動力学的方法
2-3 ニュートリノ時代の到来
2-4 ニュートリノ実験技術
2-5 素粒子のクォーク構造
2-6 ニュートリノで新粒子を探す
2-7 チャーム粒子の寿命測定
3 ワインバーグ・サラムモデル−弱い相互作用と電磁相互作用の統一−
3-1 ヨーロッパの挑戦
3-2 中性カレント
3-3 くりこみとゲージ理論
3-4 対称性の自発的破れとヒッグズ機構\r
3-5 ワインバーグ・サラムの理論
3-6 より大きな統一理論を目指して
4 ニュートリノを使って宇宙の構造を探る−ニュートリノ天文学−
4-0 宇宙の使者
4-1 太陽ニュートリノ
4-2 ニュートリノ星
4-3 ニュートリノ望遠鏡
5 最近の話題
5-1 小さな巨人
5-2 純レプトン反応
5-3 ニュートリノはもはや素粒子ではない?
5-4 ニュートリノは実用になるか?

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