現代人の心理と病理

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現代人の心理と病理

定価:
2,860
(本体:2,600円+税)

発行日:1987年12月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0499-3

サイズ:並製B6

ページ数:384ページ

在庫:品切れ

内容詳細

現代という時代は我々に,驚くべき速さで移り変わる科学技術に遅れるな,不合理なものは切り捨てよと迫る.しかし,「こころ」の進化は果してそれに追いついているのだろうか.本書は,雑誌「サイコロジー」に掲載された論文を中心に,新たに数編の論文を加え,混迷を深める現代人のこころについて考える.

目次

1 正常と異常
1-1 正常と異常のあいだ
1-2 分裂病者の世界
1-3 境界パーソナリティー障害
1-4 宗教における正常と異常
1-5 創造性・瞑想と正常・異常
2 「現代」のうつ病
2-1 うつ病の症状
2-2 軽症うつ病
2-3 うつ病の精神病理
2-4 現代社会におけるうつ病とは
3 境界例
3-1 境界例とは何か
3-2 ユング派からみた境界例
3-3 境界例
3-4 日本的独自性を持つ境界例について
4 アパシーシンドローム
4-1 アパシーシンドローム
4-2 思春期(青年期)の精神衛生
4-3 思春期・青年期とコンプレックス
4-4 女子大生とグループ
4-5 女子大生のアパシー・シンドローム
4-6 アパシー・シンドローム
4-7 スチューデント・アパシーの基本病理

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