認知心理学と人間の情報処理I

書影

CognitiveScience&InformationProcessing  4

認知心理学と人間の情報処理I

定価:
2,883
(本体:2,621円+税)
難易度:中級

発行日:1988年11月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0524-2

サイズ:上製A5

ページ数:304ページ

在庫:品切れ

内容詳細

認知心理学と情報処理研究は今や心理学において重要な位置を占めている.本書は,人間の心的活動の解明の鍵となる斯学の知的興奮に満ちた面白さを,研究者・学生を問わず誰にでもわかりやすく解説し,1つのパースペクティブを提供する.

目次

1 科学とパラダイム:本書の前提
1-1 序論
1-2 実験科学としての認知心理学
1-3 パラダイムの特性
1-4 パラダイム,情報処理,心理学,そして社会
2 情報処理パラダイムに対する心理学の貢献
2-1 知的先駆者はどのようにパラダイムを形作ったか
2-2 新行動主義の貢献
2-3 言語学習の貢献
2-4 人間工学の貢献
3 情報処理心理学に対する他の学問領域の貢献
3-1 序論
3-2 通信工学と情報理論の貢献
3-3 言語学の貢献
4 情報処理パラダイム
4-1 序論:知的活動の概念
4-2 認知心理学に対するコンピュータ科学の影響
4-3 情報処理システム
4-4 情報処理パラダイム
5 反応時間:情報処理パラダイムの指標
5-1 序論
5-2 反応時間研究の概観
5-3 情報理論
5-4 人間工学
5-5 心的過程の分解
5-6 速度と正確さのトレードオフ
5-7 信号検出理論
5-8 系列処理か並列処理か
5-9 1979年におけるCRT研究の現状

サポート情報

関連書籍