コンパイラI

書影

Information & Computing  別巻5

コンパイラI

原理・技法・ツール
定価:
6,160
(本体:5,600円+税)
難易度:上級

発行日:1990年10月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0585-3

サイズ:上製A5

ページ数:544ページ

在庫:品切れ

内容詳細

コンパイラ設計における主要な話題を広範囲にわたって深く掘り下げて解説している.特にコンパイラを設計する際に,あらゆる面で出会う問題の解決に重点を置き,特定のコンピュータには依存しないように配慮した.

目次

1 概説
1-1 コンパイラ
1-2 原始プログラムの解析
1-3 コンパイラのフェーズ
1-4 コンパイラが関係する処理系
1-5 フェーズのグループ化
1-6 コンパイラ作成ツール
1-7 参考文献について
2 簡単な1パス コンパイラ
2-1 概説
2-2 構文の定義
2-3 構文主導翻訳
2-4 構文解析
2-5 簡単な式の翻訳プログラム
2-6 字句解析
2-7 記号表の組込み
2-8 抽象スタック機械
2-9 コンパイル技法の応用
2-10 練習問題
2-11 プログラム演習
2-12 参考文献について
3 字句解析
3-1 字句解析ルーチンの役割
3-2 入力のバッファリング
3-3 トークンの規定
3-4 トークンの認識
3-5 字句解析ルーチンの仕様記述言語
3-6 有限オートマトン
3-7 正規表現からNFAへ
3-8 字句解析ルーチン生成系の設計
3-9 DFAによるパターン照合の最適化
3-10 練習問題
3-11 プログラム演習
3-12 参考文献について
4 構文解析
4-1 構文解析ルーチンの役割
4-2 文脈自由文法
4-3 文法の記述
4-4 下向き構文解析
4-5 上向き構文解析
4-6 演算子順位構文解析
4-7 LR構文解析ルーチン
4-8 曖昧な文法の利用法
4-9 構文解析ルーチン生成系
4-10 練習問題
4-11 参考文献について
5 構文主導翻訳
5-1 構文主導定義
5-2 構文木の作成
5-3 S属性定義の上向き評価
5-4 L属性定義
5-5 下向き翻訳
5-6 相続属性の上向き評価
5-7 再帰的評価ルーチン
5-8 コンパイル時に必要な属性値のための記憶空間
5-9 コンパイラ作成時における記憶空間の割当て
5-10 構文主導定義の解析
5-11 練習問題
5-12 参考文献について
6 型検査
6-1 型システム
6-2 簡単な型検査ルーチンの仕様
6-3 型式の等価性
6-4 型変換
6-5 関数と演算子の多重定義
6-6 多相型関数
6-7 単一化のアルゴリズム
6-8 練習問題
6-9 参考文献について

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