乳幼児心理学

書影

 

乳幼児心理学

人生最初期の発達を考える
定価:
2,640
(本体:2,400円+税)

発行日:1994年7月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0734-5

サイズ:並製A5

ページ数:304ページ

在庫:品切れ

内容詳細

近年進展のめざましい乳幼児の心理学を,入門向けに平易かつビジュアルに説き起こした最新版テキスト.感覚・運動機能,認知機能,言語,感情,性格,対人関係という乳児心理学の6大領域はもちろん,さらに生活の遊び,社会・文化的要因,研究史,研究法まで幅広く解説されている.

目次

1 序章
1-1 乳幼児心理学とは
1-2 乳幼児期の位置づけ
1-3 乳幼児期の心理的特徴
1-4 発達の原理
1-5 乳幼児心理学の領域と課題
2 身体と運動の発達
2-1 ヒトの発達の生物学的基礎
2-2 身体の発育過程
2-3 感覚機能の働き
2-4 運動の発達
2-5 運動機能の発達と認知的機能の発達の連関
3 認知発達と学習
3-1 乳児期の知覚の発達
3-2 幼児期の知覚の発達
3-3 物の永続性と記憶の発達
3-4 概念の発達
3-5 知能の発達
3-6 思考の発達
3-7 幼児の抽象機能の発達
3-8 乳幼児の特徴
3-9 学習 その1
3-10 学習 その2
4 言語発達
4-1 言語発達の道筋
4-2 言語獲得の理論
5 情動の発達
5-1 情動とは
5-2 情動表出
5-3 情動の役割
5-4 情動の発達
6 親子関係の形成と発達
6-1 子と親に準備されていること
6-2 親と子の相互作用
6-3 愛着の形成と発達
6-4 親の養育行動と子どもの発達
7 パーソナリティの発達
7-1 気質
7-2 環境の影響
7-3 自己理解の発達
8 乳幼児期の生活パターンと遊び
8-1 覚醒・睡眠のサイクルと生活リズム
8-2 基本的生活習慣の確立
8-3 家庭生活
8-4 園生活
8-5 遊びの種類
8-6 習いごとの種類
8-7 安全・健康
8-8 子どもの精神衛生
8-9 テレビとその影響
8-10 実体験の重要性
9 発達の社会・文化的要因
9-1 文化の伝達
9-2 比較文化研究の方法論上の問題
9-3 育児習慣に関する比較文化的研究
9-4 乳児期を対象にした比較文化的研究
9-5 幼児教育に関する比較文化的研究
10 発達の基礎理論
10-1 理論の必要性と人間存在の基本モデル
10-2 ピアジェの発生的認識論
10-3 精神分析理論
10-4 ヴィゴツキーの社会・歴史的人間発達理論
10-5 学習の諸理論
10-6 生態システム論的人間発達論
11 発達研究法
11-1 「研究」のいろいろ,「方法」のいろいろ
11-2 観察
11-3 実験
11-4 質問紙法
11-5 テスト法
11-6 双生児研究法
11-7 事例研究法
11-8 相関分析法
11-9 発達研究を支える視点
11-10 エピローグ

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