男女共生社会のワークシェアリング

書影

女性社会学者による新社会学叢書  4

男女共生社会のワークシェアリング

労働と生活の社会学
定価:
1,870
(本体:1,700円+税)
難易度:入門

発行日:1995年7月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0771-0

サイズ:並製B6

ページ数:240ページ

在庫:品切れ

内容詳細

生きている限り,人は労働とは無関係ではいられない.また,「シャドウ・ワーク」の存在も考えなくてはならない.これらの問題を考えるための基礎として,労働と生活の社会学を今日的視点に立って明快に解説し,一つの解決策としてスウェーデン型ワークシェアリング(総労働の分かち合い)を紹介する.

目次

1 労働とは何か
1-1 全生活過程と労働過程
1-2 労働の本質
1-3 労働過程
2 労働の歴史的規定
2-1 分業と生産関係
2-2 資本主義的生産様式
3 労働過程
3-1 技術と労働
3-2 組織と労働
4 日本的労使関係
4-1 日本的労使関係の特徴
4-2 スウェーデンの労資関係
4-3 「日本的経営」の行方
5 労働者諸階層
5-1 労働者の構成
5-2 女性労働者
5-3 高齢労働者
6 労働過程と生活過程
6-1 労働力生産過程としての生活
6-2 生活過程の中の労働
7 総労働の社会的分業
7-1 社会的分業の諸形態
7-2 「スェーデン型ワークシェアリング」
8 社会化された人間
8-1 労働環境の変化
8-2 女性化する社会

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