スタンダード教育心理学

書影

ライブラリ スタンダード心理学  6

スタンダード教育心理学

定価:
2,640
(本体:2,400円+税)
難易度:入門

発行日:2013年9月25日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1325-4

サイズ:並製A5

ページ数:240ページ

在庫:品切れ

内容詳細

子どもを取り巻く環境が変化し,学びの質がより問われるようになった今日,教育の理解や改善のために教育心理学が果たすべき役割はますます高まっていると言えよう.本書ではそのような情勢を踏まえ,発達,学習,動機づけ,記憶,知能,パーソナリティに関する基礎的な理論に加え,学級集団や心の問題など教育に関する事象について,気鋭の著者陣が幅広く解説する.心理学専攻のみならず,教職課程や通信教育にもおすすめの一冊となっている.2色刷.

目次

第0章 教育心理学とは
  0.1 はじめに
  0.2 教育心理学の研究法
  0.3 教育心理学の領域

第1章 発達
  1.1 遺伝と環境
  1.2 発達を扱った研究者たち
  1.3 乳児期から老年期までの発達段階

第2章 学習
  2.1 古典的な学習理論と教育実践
  2.2 最近の学習理論とその実践

第3章 動機づけ
  3.1 動機づけ
  3.2 学習性無力感

第4章 記憶
  4.1 記憶の分類
  4.2 記憶の発達
  4.3 記憶の方略
  4.4 記憶と教育

第5章 知能
  5.1 知能とは
  5.2 さまざまな知能理論
  5.3 知能を測る―知能検査
  5.4 知能の特徴

第6章 パーソナリティ
  6.1 パーソナリティを知ることの意味
  6.2 パーソナリティとは
  6.3 パーソナリティ理論
  6.4 パーソナリティの測定
  6.5 欲求

第7章 学級集団
  7.1 学級とは何か
  7.2 教師と子どもとの関係
  7.3 学級における子どもの仲間関係
  7.4 学級風土

第8章 教育評価―学習のアセスメント
  8.1 教育評価の意義
  8.2 教育評価の種類と方法
  8.3 評価のためのデータ(資料)収集の方法
  8.4 新しい評価法の展開と課題
  8.5 教育評価における教育心理学の役割

第9章 心の問題と発達障害
  9.1 学校で直面するさまざまな課題
  9.2 不登校
  9.3 いじめ
  9.4 非行・暴力行為
  9.5 学級の荒れ・学級崩壊
  9.6 学校の危機
  9.7 発達障害・精神障害
  9.8 心の問題・発達障害とかかわるために

第10章 学校カウンセリング
  10.1 学校カウンセリングの枠組み
  10.2 学校カウンセリングの方法
  10.3 学校カウンセリングの実際
  10.4 おわりに

引用文献

人名索引

事項索引

執筆者紹介

サポート情報