第1章 認知心理学とは何か
1.1 認知心理学の罠
1.2 オムライスの罠の種明かし――認知心理学への足がかりとして
1.3 情報の流れとしての処理と,そこに現れる制約
1.4 明らかにすべき問題は何か――日常生活の中から見出す認知心理学の問題
1.5 認知心理学の難しさ(あるいは,落とし穴)
1.6 認知心理学を学ぶことの意味――まとめにかえて
第Ⅰ部 内部での情報の流れとしての認知過程
第2章 パタン認識から作動記憶へ
2.1 記憶の情報処理モデル――多段階貯蔵モデル(アトキンソンとシフリンのモデル)
2.2 認知の中枢――作動記憶
2.3 まとめ
第3章 エピソード記憶,潜在記憶,潜在学習
3.1 エピソード記憶
3.2 潜在記憶
3.3 潜在学習
第4章 言語を理解する心のはたらき――状況モデルとは何か
4.1 言語の理解と状況モデル
4.2 状況モデルは何のためにあるのか――機能的側面
4.3 状況モデルは何からできているのか――構造的側面
4.4 状況モデルはどうやって作られるのか――生成的側面
4.5 まとめと発展
第5章 問題解決と意思決定
5.1 「ハノイの塔」と問題空間
5.2 制約の影響
5.3 「4枚カード問題」と主題内容効果
5.4 「腫瘍問題」と類推的問題解決
5.5 協同問題解決
5.6 意思決定
5.7 期待効用理論
5.8 アレーのパラドックス
5.9 プロスペクト理論
5.10 まとめにかえて
第Ⅱ部 認知過程を統制する要因
第6章 注意と実行制御
6.1 空間的注意のコントロール
6.2 実行制御
6.3 おわりに
第7章 知識という記憶,文化と認知過程
7.1 はじめに――認知過程とは
7.2 「書く」という認知過程を振り返る
7.3 文化・文明と知識
7.4 記憶と認知過程――時空間の3水準
7.5 認知過程を記述する――文化的実践
7.6 認知過程を記述する――研究例の検討
7.7 おわりに
第8章 認知の状況依存性
8.1 認知の状況依存性――2つのアプローチ
8.2 社会の中に分散した認知――ハッチンスの考え方
8.3 状況的行為――サッチマンの考え方
8.4 おわりに
第9章 老年期における認知心理学
9.1 高齢者の記憶
9.2 認知に関する病気
9.3 高齢者の自動車運転と交通事故
第Ⅲ部 日常生活の中に見る認知過程
第10章 裁判と心理学
10.1 はじめに
10.2 イノセンス・プロジェクトが明らかにしたこと
10.3 目撃証言の信用性
10.4 捜査面接
10.5 虚偽自白
10.6 おわりに
第11章 認知的人工物のデザイン
11.1 人工物の使いやすさ
11.2 人と人工物の相互作用
11.3 ユーザのための人工物デザイン
11.4 情報のデザイン
11.5 まとめ――認知的人工物研究の課題と可能性
第12章 安全
12.1 リスク心理学
12.2 交通心理学
12.3 ヒューマンエラー
12.4 リスク・リテラシー
コラム① ノスタルジアとレトロマーケティング
コラム② 社会に役立つ認知心理学――文字生活研究と認知心理学
引用文献
人名索引
事項索引
執筆者紹介
1.1 認知心理学の罠
1.2 オムライスの罠の種明かし――認知心理学への足がかりとして
1.3 情報の流れとしての処理と,そこに現れる制約
1.4 明らかにすべき問題は何か――日常生活の中から見出す認知心理学の問題
1.5 認知心理学の難しさ(あるいは,落とし穴)
1.6 認知心理学を学ぶことの意味――まとめにかえて
第Ⅰ部 内部での情報の流れとしての認知過程
第2章 パタン認識から作動記憶へ
2.1 記憶の情報処理モデル――多段階貯蔵モデル(アトキンソンとシフリンのモデル)
2.2 認知の中枢――作動記憶
2.3 まとめ
第3章 エピソード記憶,潜在記憶,潜在学習
3.1 エピソード記憶
3.2 潜在記憶
3.3 潜在学習
第4章 言語を理解する心のはたらき――状況モデルとは何か
4.1 言語の理解と状況モデル
4.2 状況モデルは何のためにあるのか――機能的側面
4.3 状況モデルは何からできているのか――構造的側面
4.4 状況モデルはどうやって作られるのか――生成的側面
4.5 まとめと発展
第5章 問題解決と意思決定
5.1 「ハノイの塔」と問題空間
5.2 制約の影響
5.3 「4枚カード問題」と主題内容効果
5.4 「腫瘍問題」と類推的問題解決
5.5 協同問題解決
5.6 意思決定
5.7 期待効用理論
5.8 アレーのパラドックス
5.9 プロスペクト理論
5.10 まとめにかえて
第Ⅱ部 認知過程を統制する要因
第6章 注意と実行制御
6.1 空間的注意のコントロール
6.2 実行制御
6.3 おわりに
第7章 知識という記憶,文化と認知過程
7.1 はじめに――認知過程とは
7.2 「書く」という認知過程を振り返る
7.3 文化・文明と知識
7.4 記憶と認知過程――時空間の3水準
7.5 認知過程を記述する――文化的実践
7.6 認知過程を記述する――研究例の検討
7.7 おわりに
第8章 認知の状況依存性
8.1 認知の状況依存性――2つのアプローチ
8.2 社会の中に分散した認知――ハッチンスの考え方
8.3 状況的行為――サッチマンの考え方
8.4 おわりに
第9章 老年期における認知心理学
9.1 高齢者の記憶
9.2 認知に関する病気
9.3 高齢者の自動車運転と交通事故
第Ⅲ部 日常生活の中に見る認知過程
第10章 裁判と心理学
10.1 はじめに
10.2 イノセンス・プロジェクトが明らかにしたこと
10.3 目撃証言の信用性
10.4 捜査面接
10.5 虚偽自白
10.6 おわりに
第11章 認知的人工物のデザイン
11.1 人工物の使いやすさ
11.2 人と人工物の相互作用
11.3 ユーザのための人工物デザイン
11.4 情報のデザイン
11.5 まとめ――認知的人工物研究の課題と可能性
第12章 安全
12.1 リスク心理学
12.2 交通心理学
12.3 ヒューマンエラー
12.4 リスク・リテラシー
コラム① ノスタルジアとレトロマーケティング
コラム② 社会に役立つ認知心理学――文字生活研究と認知心理学
引用文献
人名索引
事項索引
執筆者紹介