マクロ経済学演習

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マクロ経済学演習

定価:
2,420
(本体:2,200円+税)
難易度:入門

発行日:2000年6月1日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-013-7

サイズ:並製A5

ページ数:312ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

例題を中心とした演習形式でマクロ経済学の基本的な理論や政策,日本経済との関わりについて体系的に説く.各節毎に問題を設けて,読者が自己点検できるよう配慮した.

目次

1 マクロ経済学とマクロ経済
1-1 マクロ経済学の課題
1-2 GNP,GDPの概念
1-3 わが国のマクロ指標
2 乗数モデル
2-1 調整メカニズム
2-2 家計の消費需要
2-3 財市場の均衡
2-4 租税と自動安定化装置
2-5 均衡予算乗数
3 IS-LM分析
3-1 貨幣と流動性選好仮説
3-2 IS曲線
3-3 LM曲線
3-4 IS-LM分析と総需要管理政策
4 財政金融政策
4-1 財政政策の効果
4-2 公債残高の資産効果
4-3 金融政策の効果
4-4 貨幣供給のメカニズムと金融政策
5 失業とインフレーション
5-1 総供給関数
5-2 総需要関数
5-3 一般物価水準の決定
5-4 インフレーションとフィリップス曲線
5-5 インフレ期待の導入
6 開放経済
6-1 国際収支と為替レート
6-2 固定レート制度:45度線のモデル
6-3 固定レート制度:IS-LMモデル
6-4 変動レート制度
6-5 2国モデルでの政策の効果
6-6 為替レートの変動
7 経済成長モデル
7-1 ハロッド・ドーマーのモデル
7-2 財政金融政策の効果
7-3 ソロー・モデル
7-4 成長会計と技術進歩
8 経済成長と貯蓄,投資
8-1 貯蓄決定のメカニズムと経済成長
8-2 高貯蓄の原因
8-3 投資決定のメカニズム
9 内生的成長モデル
9-1 成長モデルと資本の限界生産
9-2 AKモデルとその拡張
9-3 不平等と経済成長
10 マクロ・ダイナミックス
10-1 景気循環
10-2 外生的循環モデル
10-3 循環理論の発展
10-4 資産価格とバブル
11 中立命題とマクロ政策の有効性
11-1 世代間再分配政策
11-2 政府支出拡大の乗数効果
11-3 新古典派モデルにおける財政金融政策
11-4 ニュー・ケインジアンの理論
12 マクロ経済政策と政策当局
12-1 ルールか裁量か
12-2 マクロ政策と政党
12-3 政府の失敗
13 問題解答

サポート情報

正誤表



「マクロ経済学演習」 サポートページ



■ 正誤表

井堀利宏著「マクロ経済学演習」に誤りがございましたので, お詫びして訂正いたします.


ページ 行目
56 7 LM曲線は右下がりである(図3-6)。 LM曲線は右上がりである(図3-6)。
77 11 C=100+0.8Y+0.001B C=100+0.8Y+0.01B
281 13 ◆2.5 所得,0,1,平均,限界,平均 ◆2.5 消費,0,1,平均,限界,平均
281 24 ◆2.10 (イ)。 ◆2.10 (エ)。
282 2 Y=3000 Y=300
284 22 Y=250+50r+0.1B Y=250+50r-0.1B
284 24 Y=585 Y=450
284 26 Y=575 Y=445
284 27 すなわち,均衡所得は580から575へと5だけ減少する。 すなわち,均衡所得は450から445へと5だけ減少する。

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