第1部 経済学説史
第1章 市場社会の形成
時代背景 ―国民国家と市場社会の成立
市場社会の「起源」をめぐる論争
重商主義
文明社会の形成
重農主義
第2章 古典派の成立 ―アダム・スミス
社会状況 ―重商主義の支配と産業資本家の勃興
労働と価値,富,分業と市場
「自然的自由の体系」と重商主義批判
市場社会における同感と徳
第3章 古典派の展開 ―リカードとマルサス
時代背景 ―経済の停滞と階級対立の予感
人口論と賃金生存費説
差額地代論と蓄積論
マルサスによる批判と後世の評価
第4章 古典派の隘路 ―マルクス
時代背景―階級対立の激化と理想的体制の模索
疎外論,物象化論
剰余価値論
恐慌論と資本蓄積論
唯物史観とその批判
第5章 限界革命と新古典派
時代背景 ―イギリス自由主義の隆盛と帝国主義の始動
限界革命
新古典派
新古典派への評価
第6章 社会主義経済の可能性をめぐって
時代背景 ―覇権の交替と巨大組織による経済運営へ
ワルラスの社会主義
社会主義経済計算論争
社会主義の必然性?
第7章 資本主義の変貌 ―ケインズ
時代背景 ―株式会社の普及と不況の深刻化
ケインズ『一般理論』のアメリカ的解釈とその限界
IS=LM図式の時代背景
二つの貨幣観とケインズの経済学
経済における投機の蔓延
第8章 消費社会化と市場自由化 ―市場の高度化と経済思想
時代背景 ―ケインズ主義の定着と解体,そして消費社会化とグローバライゼーションへ
市場重視への転換
大量消費社会の到来
第2部 経済思想
第1章 方法論について
経済思想と方法論
自然科学と経済思想
「人々の信念」と経済学
経済思想の妥当性と学術集団の権威
第2章 制度について
市場経済と制度:新制度派
制度と信頼
制度のコンベンショナリズム
市場とは何か
生産要素の商品化と市場社会の誕生
第3章 貨幣について
貨幣の機能と定義
通貨論争
流動性と不況
貨幣と投機
第4章 消費について
消費における形式と経験
消費の社会性
消費の個人性
消費と時間性
第5章 企業について
取引コストと企業組織
利潤と創造的破棄
企業組織と経営環境
投資と投機
第6章 市場と公正
自由と平等
新厚生経済学における公正
リベラリズムにおける公正
市場と公正
第7章 グローバライゼーションの経済思想
スミスとグローバライゼーション
自由貿易の是非:リカードとリスト
企業のグローバライゼーション
国際金融
国際経済機構とグローバライゼーション
第8章 経済思想のゆくえ
<構造改革>と消費不況
欲望拡大の軌跡
経済学における相関的思想の再興へ
第1章 市場社会の形成
時代背景 ―国民国家と市場社会の成立
市場社会の「起源」をめぐる論争
重商主義
文明社会の形成
重農主義
第2章 古典派の成立 ―アダム・スミス
社会状況 ―重商主義の支配と産業資本家の勃興
労働と価値,富,分業と市場
「自然的自由の体系」と重商主義批判
市場社会における同感と徳
第3章 古典派の展開 ―リカードとマルサス
時代背景 ―経済の停滞と階級対立の予感
人口論と賃金生存費説
差額地代論と蓄積論
マルサスによる批判と後世の評価
第4章 古典派の隘路 ―マルクス
時代背景―階級対立の激化と理想的体制の模索
疎外論,物象化論
剰余価値論
恐慌論と資本蓄積論
唯物史観とその批判
第5章 限界革命と新古典派
時代背景 ―イギリス自由主義の隆盛と帝国主義の始動
限界革命
新古典派
新古典派への評価
第6章 社会主義経済の可能性をめぐって
時代背景 ―覇権の交替と巨大組織による経済運営へ
ワルラスの社会主義
社会主義経済計算論争
社会主義の必然性?
第7章 資本主義の変貌 ―ケインズ
時代背景 ―株式会社の普及と不況の深刻化
ケインズ『一般理論』のアメリカ的解釈とその限界
IS=LM図式の時代背景
二つの貨幣観とケインズの経済学
経済における投機の蔓延
第8章 消費社会化と市場自由化 ―市場の高度化と経済思想
時代背景 ―ケインズ主義の定着と解体,そして消費社会化とグローバライゼーションへ
市場重視への転換
大量消費社会の到来
第2部 経済思想
第1章 方法論について
経済思想と方法論
自然科学と経済思想
「人々の信念」と経済学
経済思想の妥当性と学術集団の権威
第2章 制度について
市場経済と制度:新制度派
制度と信頼
制度のコンベンショナリズム
市場とは何か
生産要素の商品化と市場社会の誕生
第3章 貨幣について
貨幣の機能と定義
通貨論争
流動性と不況
貨幣と投機
第4章 消費について
消費における形式と経験
消費の社会性
消費の個人性
消費と時間性
第5章 企業について
取引コストと企業組織
利潤と創造的破棄
企業組織と経営環境
投資と投機
第6章 市場と公正
自由と平等
新厚生経済学における公正
リベラリズムにおける公正
市場と公正
第7章 グローバライゼーションの経済思想
スミスとグローバライゼーション
自由貿易の是非:リカードとリスト
企業のグローバライゼーション
国際金融
国際経済機構とグローバライゼーション
第8章 経済思想のゆくえ
<構造改革>と消費不況
欲望拡大の軌跡
経済学における相関的思想の再興へ