基礎コース 金融論 第2版

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基礎コース[経済学]  5

基礎コース 金融論 第2版

定価:
2,640
(本体:2,400円+税)
難易度:入門

発行日:2005年2月25日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-080-9

サイズ:上製A5

ページ数:304ページ

在庫:品切れ

内容詳細

理論と実際をバランス良く解説した定評あるテキストの改訂版.4大メガバンクの出現,業態間の相互参入,日本郵政公社の発足,財政投融資制度の改革など,激動が続く金融界の変化や,預金保険制度,金融破綻処理制度や金融政策運営など,金融を取り巻く諸制度,諸環境の動向をできるだけ取り入れ,いまの金融経済の枠組みが把握できるように加筆した.本文2色刷とし視覚的理解も配慮.

目次

1 貨幣と金融
1-1 金融の基本的機能\r
1-2 将来の不確実性と情報の非対称性
1-3 金融システムの機能\r
1-4 貨幣と決済機能\r
1-5 マクロ経済と資金循環
  練習問題

2 日本の金融システム
2-1 戦後日本の金融制度
2-2 戦後日本の金融構造
2-3 日本の金融機関
2-4 財政投融資制度と公的金融機関
2-5 金融自由化から日本版ビッグバンへ
  練習問題

3 金融機関の機能と証券化
3-1 金融仲介機関の基本的機能\r
3-2 銀行(預金取扱金融仲介機関)の機能\r
3-3 その他の金融仲介機関の機能\r
3-4 その他の金融機関の機能\r
3-5 金融の証券化:金融の新しい流れ I
  練習問題

4 金融市場
4-1 金融市場の分類
4-2 短期金融市場
4-3 長期金融市場
4-4 外国為替市場と為替レート
  練習問題

5 利子率と資産価格
5-1 利子率とその決定要因
5-2 債券の種類と利回り概念
5-3 金利の期間構造
5-4 株価の決定理論
5-5 効率的市場仮説とバブル現象
  練習問題

6 金融派生商品(デリバティブ):金融の新しい流れ II
6-1 デリバティブとその意義
6-2 先渡・先物取引
6-3 オプション取引とその仕組み
6-4 スワップ取引
  練習問題

7 家計の金融行動
7-1 家計の消費・貯蓄行動
7-2 不確実性下の選択行動と保険の購入
7-3 家計の金融資産選択行動(資産選択理論)
7-4 わが国における家計の金融行動の推移
  練習問題

8 企業の金融行動
8-1 企業の目的と金融行動
8-2 企業の実物投資行動
8-3 企業金融とMM理論
8-4 資本市場の不完全性とMM理論
8-5 法人企業の資金運用と資金調達
  練習問題

9 金融政策
9-1 金融政策と中央銀行の役割
9-2 銀行の信用創造とマネーサプライ
9-3 金融政策の運営方法:2段階アプローチ
9-4 日本銀行の金融調節
9-5 政策効果の波及経路と金融政策の諸問題
  練習問題

10 決済システムと信用秩序の維持
10-1 決済システムとその変革
10-2 決済システム,信用秩序の安定性とその維持
10-3 プルーデンス政策
10-4 日本の金融行政の変革
10-5 今後の金融システムと金融監督行政のあり方
  練習問題

文献案内

主要金融関連年表\r

練習問題略解

索引


サポート情報

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