入門 計量経済学 第2版

経済学叢書 Introductory  

入門 計量経済学 第2版

Excelによる実証分析へのガイド
定価:
2,860
(本体:2,600円+税)
難易度:入門

発行日:2024年2月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-377-0

サイズ:並製A5

ページ数:288ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

確率や統計学の知識がなくてもExcelを用いて計量経済学の基礎を学ぶことができる好評入門書の改訂版.近年のデータ分析のトレンドを鑑み,パネル・データ分析とAR(1)モデルの章を新設し,ミクロ・データ分析と時系列分析の概念や仕組みについて解説した.また各章末に練習問題を設け,一層の理解を配慮した.2色刷.

目次

第1章 計量経済学とは
  1.1 データと回帰分析..消費と所得の関係
  1.2 計量経済学の位置づけ

第2章 データの整理:平均,分散,単相関係数,ヒストグラム
  2.1 和記法の復習
  2.2 基本的なデータの整理
  2.3 ヒストグラム
  練習問題

第3章 最小2乗法
  3.1 最小2乗法と回帰直線
  3.2 回帰直線のあてはまりの尺度:決定係数
  3.3 実証例:スターバックス・ラテ指数
  練習問題

第4章 単回帰分析
  4.1 統計的推論入門
  4.2 t検定
  4.3 説明変数選択の手段としてのt検定
  4.4 実証分析の進め方
  4.5 モデルの仮定と最小2乗推定量の性質
  4.6 実証例:株価のリスク分析
  練習問題

第5章 多重回帰分析の基礎
  5.1 多重回帰分析の基本的な結果
  5.2 多重回帰分析のExcel例:消費関数の推定(1980-2007)
  5.3 多重回帰分析の係数推定値の解釈
  5.4 自由度修正済み決定係数
  5.5 決定係数で注意すべきこと
  5.6 説明変数の過不足とその影響
  5.7 多重回帰モデルの実証例
  練習問題

第6章 価格指数,デフレーター,名目変数と実質変数
  6.1 物価指数
  6.2 デフレーター
  6.3 名目変数の実質化
  練習問題

第7章 多重回帰分析の拡張
  7.1 モデルの関数型
  7.2 ダミー変数
  7.3 遅れのある変数(ラグ変数)
  7.4 多重共線性
  練習問題

第8章 F検定
  8.1 F検定の考え方
  8.2 線型制約のテスト
  8.3 構造変化の検定
  練習問題

第9章 撹乱項の系列相関
  9.1 系列相関
  9.2 ダービン=ワトソン統計量
  9.3 コクラン=オーカット法
  練習問題

第10章 撹乱項の不均一分散
  10.1 不均一分散と簡単な解決法
  10.2 不均一分散モデルの検定
  練習問題

第11章 AR(1)モデルと予測
  11.1 時系列データと時系列モデル
  11.2 時系列モデルを用いた予測とインパルス応答関数
  11.3 実証例:アメリカのインフレ率
  練習問題
  補論:Ytの期待値,分散,自己共分散の導出

第12章 パネル・データ分析
  12.1 パネル・データとモデル
  12.2 固定効果モデル
  練習問題
  補論:固定効果モデルの導出:αiとXitに相関がある場合

付録 実証分析のレポート作成手順
  A.1 公的データの取り出し方
  A.2 文章の体裁と構成

参考文献
付表
索引

サポート情報

その他

  • 教科書をご採用の先生方へ(Power Pointスライド資料作成用素材のご案内)

  • 講義用のPower Pointスライド資料を作成する際の素材として、本書の全章分の図表の画像データを用意いたしました。 ご希望の先生は、『入門 計量経済学 第2版』の画像データご希望の旨と、先生のお名前、ご所属、ご採用校・ご講義名(受講者数)をメールに明記されて、新世社(shin@saiensu.co.jp)宛にご連絡をお願いします。

  • 画像データサンプル(上記より一部抜粋)sample

正誤表

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