金融・証券市場

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新経済学ライブラリ  21

金融・証券市場

情報化と審査能力
定価:
1,870
(本体:1,700円+税)
難易度:中級

発行日:1995年6月1日

発行:新世社

ISBN:978-4-915787-47-8

サイズ:上製A5

ページ数:152ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

高度情報化の時代における金融機関の審査能力の機能と貨幣の果たす意味を理論・実証ともに日米の特徴を比較描出しながら現実的な検討と分析が進められる.金融・証券関係者必読の新著.

目次

0 序章
1 金融機関の審査能力
1-1 アメリカのCP市場と銀行借入れ
1-2 アメリカ社債の公募と私募
1-3 審査能力の固定性
1-4 バブルと審査能力
1-5 保険と審査能力
2 メインバンク制は本当に日本独特か?
2-1 カウベル効果
2-2 ベルカウと日本開発銀行
2-3 社債発行規制とメインバンク制
2-4 株式代表訴訟との関係
2-5 メインバンク制と戦時金融体制の連続性
2-6 カウベル効果・知的所有権・インサイダー取引規制
2-7 メインバンク論隆盛の背景
3 証券取引所の機能\r
3-1 ワルラス的模索過程モデルとアセット・アプローチ
3-2 金融取引の形態分類
3-3 取引形態と価格理論:株式の立会い売買とワルラス的模索過程
3-4 成行き注文の役割
3-5 ザラバと裁定の役割
3-6 模索過程の意味:再定式化
3-7 裁定と一物一価
3-8 取引所とは何か
3-9 店頭売買
3-10 バイカイ
3-11 アメリカの証券取引所
3-12 おわりに
4 貨幣について
4-1 未来貨幣への旅
4-2 貨幣発行自由化論の意義
5 証券不況と証券行政の転換
5-1 証券行政前史(敗戦から1959年まで)
5-2 証券行政の本格化(1959年から61年)
5-3 証券局の設置と免許制導入の準備
5-4 山一証券事件(1965年)
5-5 免許制移行とその後

サポート情報

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