1 資本主義の倫理 P.コスロフスキー 付録J.M.ブキャナンの論評
1-1 経済システムの「道徳性」とは何を意味するものか
1-2 資本主義への発展
1-2-1 構造的特徴の解放的出現:私的所有,利潤と効用の最大化,市場による調整
1-2-2 道徳神学と倫理学からの経済の解放
1-2-3 資本主義の形而上学:カタラクシア対オイコノミア
1-3 市場経済の諸構想:機械論モデルと相互作用モデル
1-4 資本主義における倫理:機能する競争市場において倫理はなくてもよいか
1-4-1 選好の形成と調整:倫理と経済の連携(共属性)
1-4-2 経済倫理学の必要性
1-5 資本主義の道徳性とその正当性の限界
1-5-1 市場の選択性と分配的正義
1-5-2 価値論における主観主義の限界
1-5-3 経済の非目的論化の意義
1-6 いくつかの社会哲学的結論
1-6-1 ユートピアとしての資本主義
1-6-2 自由と選択の自由
1-6-3 資本主義のための社会的・倫理的諸領域の必要性
1-7 参考文献
1-8 コスロフスキー「資本主義の倫理」に対するJ.M.ブキャナンの論評
2 「相関社会科学」としての経済倫理学
2-1 自生的秩序としての市場と倫理−ハイエクの視点とその問題点
2-1-1 はじめに
2-1-2 本源的無知と主観主義
2-1-3 価値の第三の源泉
2-1-4 ハイエクにおける市場と倫理
2-1-5 コスロフスキーの主張
2-1-6 ブキャナンの主張
2-1-7 市場と倫理の相克関係
2-1-8 道徳サイクルの仮説
2-2 市場社会と経済倫理
2-2-1 経済倫理学への関心
2-2-2 「市場社会」概念
2-2-3 市場経済の評価
2-2-4 市場関係と社会関係
2-2-5 スミス,マルクス,ハイエクにおける市場社会論
2-2-6 社会福祉・企業倫理・地域社会
2-2-7 おわりに
2-3 経済倫理学の課題
2-3-1 資本主義にかんする経済倫理的評価の起源
2-3-2 経済倫理学を矮小化してきた正統派経済学
2-3-3 経済倫理学の課題
2-3-4 最後に
2-4 倫理的経済学と経済倫理学の再構想へ向けて−学問論的サーヴェイ
2-4-1 俊英コスロフスキーのめざすもの
2-4-2 今世紀の日本における倫理的経済学と科学主義的経済学−その再考
2-4-3 経済学と倫理学の相互浸透としての倫理的経済学および経済倫理学−新しい学問的ヴィジョン
3 訳者あとがきならびに解説
1-1 経済システムの「道徳性」とは何を意味するものか
1-2 資本主義への発展
1-2-1 構造的特徴の解放的出現:私的所有,利潤と効用の最大化,市場による調整
1-2-2 道徳神学と倫理学からの経済の解放
1-2-3 資本主義の形而上学:カタラクシア対オイコノミア
1-3 市場経済の諸構想:機械論モデルと相互作用モデル
1-4 資本主義における倫理:機能する競争市場において倫理はなくてもよいか
1-4-1 選好の形成と調整:倫理と経済の連携(共属性)
1-4-2 経済倫理学の必要性
1-5 資本主義の道徳性とその正当性の限界
1-5-1 市場の選択性と分配的正義
1-5-2 価値論における主観主義の限界
1-5-3 経済の非目的論化の意義
1-6 いくつかの社会哲学的結論
1-6-1 ユートピアとしての資本主義
1-6-2 自由と選択の自由
1-6-3 資本主義のための社会的・倫理的諸領域の必要性
1-7 参考文献
1-8 コスロフスキー「資本主義の倫理」に対するJ.M.ブキャナンの論評
2 「相関社会科学」としての経済倫理学
2-1 自生的秩序としての市場と倫理−ハイエクの視点とその問題点
2-1-1 はじめに
2-1-2 本源的無知と主観主義
2-1-3 価値の第三の源泉
2-1-4 ハイエクにおける市場と倫理
2-1-5 コスロフスキーの主張
2-1-6 ブキャナンの主張
2-1-7 市場と倫理の相克関係
2-1-8 道徳サイクルの仮説
2-2 市場社会と経済倫理
2-2-1 経済倫理学への関心
2-2-2 「市場社会」概念
2-2-3 市場経済の評価
2-2-4 市場関係と社会関係
2-2-5 スミス,マルクス,ハイエクにおける市場社会論
2-2-6 社会福祉・企業倫理・地域社会
2-2-7 おわりに
2-3 経済倫理学の課題
2-3-1 資本主義にかんする経済倫理的評価の起源
2-3-2 経済倫理学を矮小化してきた正統派経済学
2-3-3 経済倫理学の課題
2-3-4 最後に
2-4 倫理的経済学と経済倫理学の再構想へ向けて−学問論的サーヴェイ
2-4-1 俊英コスロフスキーのめざすもの
2-4-2 今世紀の日本における倫理的経済学と科学主義的経済学−その再考
2-4-3 経済学と倫理学の相互浸透としての倫理的経済学および経済倫理学−新しい学問的ヴィジョン
3 訳者あとがきならびに解説