I.序論
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多様体
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共変微分とリーマン多様体
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微分形式とStokesの定理
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ポアンカレ予想
II.低次元多様体の広がり
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低次元多様体とはなにか
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3次元多様体の位相不変量
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3次元多様体論と双曲幾何学
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3次元多様体のトポロジーと幾何学
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4次元のトポロジー
III.曲面の魅力
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曲面とその写像類群
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極小曲面,変分法,調和写像
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曲面とコンピュータ
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線織面の微分幾何と特異点
IV.特異点とは何か
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「特異点」とは何だろう
~ 特異点いろいろ ~ -
点で現実が表現できるか
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微分位相幾何と特異点
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数学的な「点」をめぐって
V.情報幾何と多様体
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情報幾何
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内点法と幾何学
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微分幾何と計算幾何
~ 微分幾何空間の離散構造の計算論 ~
VI.様々な幾何
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シンプレクティック幾何
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保存力学系
~ symplectic capacityについてのHoferの仕事を中心に ~ -
数論とNEVANLINNA理論
~ DIOPHANTUS近似の幾何モデルとしてのNEVANLINNA理論に向けて ~ -
アラケロフ幾何
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グラフの幾何学
~ 結晶格子の標準的実現と中心極限定理 ~