基礎暗号学II

書影

Information & Computing  別巻4

基礎暗号学II

情報セキュリティのために
定価:
5,500
(本体:5,000円+税)

発行日:1989年11月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0563-1

サイズ:上製A5

ページ数:328ページ

在庫:品切れ

内容詳細

文字言語の形で送られる場合について暗号学的特性を述べる.暗号強度論は,暗号形式と原文の特徴をからめて秘匿の度合を評価する理論である.最新の暗号のDESはI巻で,FEALについてはII巻で論述される.

目次

2 文章の特徴
2-1 使用度数
2-1-1 [度数分布]
2-1-1-1 概説
2-1-1-2 累加X2の法則
2-1-1-3 不平等分布の評価
2-1-1-4 度数分布曲線の近似判定
2-1-1-5 度数の度数分布
2-1-1-6 原語の特異性
2-1-2 [原語の出現種類数]
2-1-2-1 出現種類数
2-1-3 [度数の位置特徴]
2-1-3-1 使用度数基礎理論の応用
2-1-3-2 暗号作成学理への応用例
2-1-3-3 多表式暗号の表数判定への利用
2-1-3-4 使用度数特徴を利用する周期性の判定
2-1-3-5 同表判定
2-1-3-6 換字判定
2-1-3-7 成分文字度数
2-2 連接特徴
2-2-1 [連接特徴概説]
2-2-1-1 連接特徴とは
2-2-1-2 連接特徴の表示
2-2-2 [連接特徴の利用例]
2-2-2-1 連接特徴を利用する転置式暗号の解読例
2-2-2-2 複合連接確率の計算について
2-2-3 [連接特徴の数値表現]
2-2-3-1 連接度(連接公算)
2-2-3-2 連続語連接と間断連接の特徴
2-2-3-3 連接平均数
2-3 反復
2-3-1 [反復の概念]
2-3-1-1 反復の意味
2-3-2 [反復の一般理論]
2-3-2-1 反復の数
2-3-2-2 反復生起率
2-3-2-3 連接文字反復の評価
2-3-2-4 反復数が平等乱字より少なくなる場合
2-3-3 [反復の利用]
2-3-3-1 反復の利用例
2-3-3-2 反復数の分布
2-3-3-3 反復の真偽判定
3 暗号強度論
3-1 文章の情報理論的観察
3-1-1 情報量
3-1-2 冗長度
3-1-3 文章の情報理論的構造
3-1-4 エントロピーの測定
3-1-5 暗号学的特徴とエントロピー及び冗長度
3-2 暗号強度一般論
3-2-1 解読の段階
3-2-2 暗号強度と解読との関係
3-3 純学理強度
3-3-1 純学理強度の考え方
3-3-2 一般形式暗号の純学理強度の例
3-3-3 L-S曲線
3-4 方法論的学理強度概要
3-4-1 鍵暗探による方法論的学理強度
3-4-2 原文仮定法による方法論的学理強度
3-4-3 一般解読法による方法論的学理強度
3-5 特別解読の方法論的学理強度及び機械暗号の暗号強度
3-5-1 特別解読の方法論的学理強度
3-5-2 機械暗号の暗号強度
3-6 付録1:出現種類数に関する確率式の証明
3-7 付録2:公開鍵暗号とFEAL暗号
3-7-1 はじめに
3-7-2 公開鍵暗号
3-7-3 公開鍵暗号の安全性その他
3-7-4 FEAL暗号
3-8 付録3:各国語2文字連続接度数表\r

サポート情報