微分積分

書影

工科系の数学  2

工科系の数学2

微分積分

定価:
1,980
(本体:1,800円+税)
難易度:上級

発行日:1996年11月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0816-8

サイズ:並製A5

ページ数:224ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

数値的方法を十分に配慮しつつ,微分と積分について,その数学的厳密性よりも,使える数学を重視し,その基礎と応用を学び,さらに理工系の数学で欠かせない級数の基本的諸性質を学ぶ.

目次

1 微分
1-1 微分可能な関数の導関数
1-1-1 導関数の定義
1-1-2 導関数の幾何学的な意味:接線の傾き
1-1-3 導関数の解析的な意味:線形近似
1-1-4 導関数の物理的な意味:速度
1-1-5 関数の連続性は微分可能であるために必要である
1-1-6 微分の演算則
1-1-7 多項式と有理関数の導関数
1-1-8 三角関数の導関数
1-1-9 合成関数の微分−合成微分則
1-1-10 高次導関数
1-1-11 練習問題
1-2 微分法の応用
1-2-1 関数の極大・極小,最大・最小
1-2-2 平均値の定理
1-2-3 変曲点
1-2-4 ロピタルの定理
1-2-5 曲線を調べること
1-2-6 零点と不動点
1-2-7 3次スプライン関数
1-2-8 練習問題
1-3 逆関数
1-3-1 基礎
1-3-2 n乗根,有理数のべき
1-3-3 逆三角関数
1-3-4 練習問題
1-4 指数関数と対数関数
1-4-1 指数関数
1-4-2 曲線y=ex
1-4-3 指数関数的に増大または減小する過程
1-4-4 自然対数
1-4-5 一般の指数関数と対数関数
1-4-6 双曲線関数 sinh,cosh,tanh,coth
1-4-7 練習問題
2 積分
2-1 定積分
2-1-1 定積分の定義
2-1-2 幾何学的意味
2-1-3 積分の基礎的な公式と平均値の定理
2-1-4 微分と積分
2-1-5 練習問題
2-2 積分の諸公式
2-2-1 線形性
2-2-2 部分積分
2-2-3 置換積分法
2-2-4 対称性を考慮する
2-2-5 展望
2-2-6 練習問題
2-3 有理関数の積分
2-3-1 部分分数分解
2-3-2 分数の形の有理関数R(x)の積分
2-3-3 R(ex)の積分
2-3-4 R(xkax+b/cx+d)の積分
2-3-5 R(sinx,cosx)の積分
2-3-6 sinとsinh,coshによる置換
2-3-7 練習問題
2-4 広義積分
2-4-1 広義積分の定義
2-4-2 収束の判定条件
2-4-3 両端で特異的な積分
2-4-4 積分区間内に例外的な点がある場合
2-4-5 練習問題
2-5 曲線:長さと面積の計算
2-5-1 パラメータ表示
2-5-2 接線と法線
2-5-3 曲線の長さ
2-5-4 曲率と曲率円
2-5-5 平面曲線の極座標表示
2-5-6 平面領域の面積
2-5-7 練習問題
2-6 積分のその他の応用
2-6-1 略式の表し方
2-6-2 回転体の体積
2-6-3 側面積
2-6-4 演習問題
2-7 数値積分
2-7-1 練習問題
3 べき級数
3-1 無限級数
3-1-1 基本概念
3-1-2 絶対収束
3-1-3 練習問題
3-2 関数級数
3-2-1 一様収束
3-2-2 一様収束関数列
3-2-3 練習問題
3-3 べき級数
3-3-1 収束半径
3-3-2 収束半径の計算
3-3-3 べき級数の微分と積分
3-3-4 いくつかの関数のべき級数による表現
3-3-5 二項級数
3-3-6 中心a≠0をもつべき級数
3-3-7 係数比較
3-3-8 練習問題
3-4 テイラーの定理:テイラー級数
3-4-1 テイラーの公式
3-4-2 テイラー級数
3-4-3 級数展開の方法
3-4-4 練習問題
3-5 応用(例による)
3-5-1 極限値の計算
3-5-2 近似式(近似値)
3-5-3 初等的には積分できない被積分関数をもつ積分の級数表示と計算
3-5-4 簡単な微分方程式の解に対するべき級数の式
3-5-5 練習問題
4 練習問題の略解
5 Pascalに翻訳したプログラム


サポート情報