「自己」の心理学

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「自己」の心理学

自分探しへの誘い
定価:
2,420
(本体:2,200円+税)
難易度:中級

発行日:1998年11月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0901-1

サイズ:並製A5

ページ数:264ページ

在庫:品切れ

内容詳細

近年になって,「自己」というテーマに再び光りがあてられている.このような現状をふまえ,本書では自己の成り立ちや構造,その機能や適応性など身近な問題を,自己をとらえる心理学「自己心理学」の立場から考察した.また,多重人格など興味をひく話題も盛り込み,わかりやすい図と巻末の用語解説により,初学者でも理解が深まる.

目次

1 自己をとらえる
1-1 自己の二重性
1-2 さまざまな自己の定義
1-3 直接「感じる」自己と概念化される自己
2 自己概念とは何か
2-1 自己概念の定義
2-2 自己概念の多次元性と階層性
2-3 その他の自己概念モデル
2-4 自己概念は正確か
3 自己概念の発達
3-1 自己概念の芽生え
3-2 自己概念の形成過程
3-3 多面的自己概念の把握
4 自己概念の諸相
4-1 学業的自己概念
4-2 社会的自己概念
4-3 身体的自己概念
5 自己概念の機能的側面
5-1 自己概念の構造と適応性
5-2 自己概念の肯定性と適応性
5-3 自己概念の変動性
5-4 自己概念がもたらす認知・行動の歪みと自己概念の安定性
6 自己に対する評価的な認知と感情
6-1 自己評価と自尊感情
6-2 自己の側面別評価と自尊感情
6-3 自己評価と自尊感情の形成要因
6-4 自己評価の動機
6-5 自己評価と行動
6-6 自尊感情と適応
6-7 自尊感情の安定性と適応
7 自己の主体的側面に迫る
7-1 主体としての自己に向かう
7-2 主体としての自己の感知
7-3 主体としての自己の揺らぎ

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