基礎コース 国際経済学

書影

基礎コース[経済学]  7

基礎コース 国際経済学

定価:
2,860
(本体:2,600円+税)
難易度:入門

発行日:2003年12月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-061-8

サイズ:上製A5

ページ数:344ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

国際貿易論・国際金融論,さらに開発経済論について,気鋭の研究者が一貫した視点から,最新の理論を紹介しつつ入門向けに解説。現実の問題を考えるための経済学的基盤を養成することができる。2色刷。

目次

第I部 国際貿易論
第1章 国際貿易論へのいざない
1-1 貿易の利益
1-2 機会費用と比較優位
1-3 国際貿易のパターンと国際貿易論
  補論 国際貿易論における2つの基本的モデル
  キーワード・練習問題

第2章 リカード・モデル
2-1 リカード・モデルの設定
2-2 国際貿易と国際価格の決定・貿易の利益
2-3 リカード・モデルの現実妥当性
  キーワード・練習問題

第3章 ヘクシャー=オリーン(HO)・モデル
3-1 2要素経済のモデル(2財×2要素×2国)
3-2 HO モデルの4つの定理
3-3 国際貿易の最適性
3-4 経済成長と国際貿易
  キーワード・練習問題

第4章 新しい国際貿易の理論
4-1 新しい貿易理論
4-2 産業レベルでの規模の経済と財の多様性
4-3 双方向ダンピングによる国際貿易
  キーワード・練習問題

第5章 空間の中での国際貿易
5-1 空間経済学
5-2 集積がなぜ起こるのか?
5-3 経済活動がどこに集積するのか?
5-4 空間と国際貿易の姿
  キーワード・練習問題

第6章 貿易政策
6-1 様々な貿易政策の効果
6-2 保護貿易のコストとベネフィット
6-3 保護貿易の実態と評価
6-4 貿易政策の政治経済学
6-5 経済統合
  キーワード・練習問題

第7章 国際的な生産要素移動と貿易の利益
7-1 国際要素移動の姿
7-2 貿易黒字・貿易赤字有用論
7-3 異時点間の貿易と国際資本移動
7-4 国際資本移動(マグドゥーガル=ケンプ・モデル)
  キーワード・練習問題
  第I部 国際貿易論編のまとめ

第II部 国際金融論
第8章 国際金融論へのいざない
8-1 国際金融論とは何か?
8-2 国民経済計算統計と国際収支統計
  キーワード・練習問題

第9章 外国為替取引
9-1 外国為替市場
9-2 外国為替取引と為替レート
9-3 先渡取引とオプション取引によるリスクヘッジ
  キーワード・練習問題

第10章 為替レート決定の諸理論
10-1 短期における為替レートの決定 I
10-2 短期における為替レートの決定 II
10-3 長期における為替レートの決定 I  購買力平価説
10-4 長期における為替レートの決定 II マネタリーアプローチ
10-5 長期と短期の為替レート決定モデルの比較
  キーワード・練習問題

第11章 経常収支の決定理論
11-1 経常収支決定への様々なアプローチ
11-2 経常収支決定への異時点間アプローチ再論
  キーワード・練習問題

第12章 国際マクロ経済政策
12-1 マクロ経済政策
12-2 マンデル=フレミング・モデル
12-3 マクロ経済政策の国際的な波及
  キーワード・練習問題

第13章 国際資本移動・国際資本市場とリスクシェアリング
13-1 国際資本移動の姿
13-2 ユーロ市場
13-3 国際資本市場の機能\r
  キーワード・練習問題

第14章 様々な為替相場制度とその選択
14-1 様々な為替相場制度
14-2 望ましい為替制度のあり方
  キーワード・練習問題
  第II部 国際金融論編のまとめ

第III部 開発経済学
第15章 開発経済学へのいざない
15-1 経済発展をどう捉えるか
15-2 開発経済学の歴史
15-3 「収斂と発散」のマクロ分析
  キーワード・練習問題

第16章 債務危機と通貨危機
16-1 債務危機・通貨危機
16-2 1980年代以降の債務危機
16-3 対外債務問題の解決に向けて
16-4 通貨危機の諸モデル
16-5 危機の予防と有効な対処に向けて
  キーワード・練習問題
  第III部 開発経済学編のまとめ

文献案内
練習問題略解
索引


サポート情報

関連書籍

基礎コース ミクロ経済学

佐々木宏夫

2,970円(税込)

入門
基礎コース 経済数学

武隈愼一石村直之

2,530円(税込)

中級
基礎コース 金融論 第4版

晝間文彦

2,805円(税込)

入門
基礎コース 経済学 第2版

塩澤修平

2,310円(税込)

入門