グラフィック金融論

書影

グラフィック[経済学]  5

グラフィック金融論

定価:
2,970
(本体:2,700円+税)
難易度:入門

発行日:2009年6月25日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-136-3

サイズ:並製A5

ページ数:312ページ

在庫:品切れ

内容詳細

本書は,現代の金融にまつわる様々な問題を見据えつつ,その役割について基礎から学ぶことができる教科書である.むずかしい数式を極力使わず,分かりやすい解説と豊富な図版で,金融論を自力で理解できるよう配慮した.経済・経営系科目用,ビジネスマンの自習用としても最適な一冊.見開き形式・2色刷.

目次

第Ⅰ部 金融の基礎
 1 金融システム
  1.1 金融システムとは
  1.2 金融市場
  1.3 金融仲介機関
  1.4 リスク分散
  1.5 情報生産
  1.6 流動性の供給
  1.7 金融市場と金融仲介機関の相互依存関係
  1.8 金融危機
  1.9 金融規制
  1.10 貯蓄・投資と金融システム
  演習問題

 2 貨幣
  2.1 貨幣の定義と機能
  2.2 マネーストックの定義
  2.3 インフレ・デフレと貨幣の価値
  2.4 貨幣数量説
  演習問題

第Ⅱ部 企業の資金調達と銀行・金融システム
 3 企業の資金調達
  3.1 企業の資本構成
  3.2 モジリアーニ・ミラー定理
  3.3 コーポレートファイナンスの実際
  演習問題

 4 銀行の役割と課題
  4.1 銀行の活動
  4.2 デフォルト・リスクの問題
  4.3 銀行の経営
  演習問題

 5 金融規制
  5.1 預金保険制度
  5.2 自己資本比率規制
  5.3 日本の不良債権問題
  5.4 政府の金融活動
  演習問題

第Ⅲ部 金融市場
 6 利子率
  6.1 債権のリスクと利子率
  6.2 利子率の期間構造
  6.3 割引現在価値
  6.4 名目利子率と実質利子率
  6.5 実質利子率の決まり方
  6.6 貯蓄と投資
  演習問題

 7 株価
  7.1 株式市場とは
  7.2 株式の収益率とリスク
  7.3 株価の決まり方
  7.4 ポートフォリオの理論
  7.5 効率市場仮説
  7.6 株式収益率の決まり方
  7.7 コントロール権市場としての株式市場
  演習問題

 8 為替レート
  8.1 為替レートとは
  8.2 通貨制度
  8.3 名目為替レートと実質為替レート
  8.4 国際収支
  8.5 為替レートの決まり方(1):長期
  8.6 為替レートの決まり方(2):短期
  8.7 通貨危機
  演習問題

第Ⅳ部 金融政策
 9 貨幣市場の需要と供給
  9.1 貨幣供給のメカニズム
  9.2 貨幣の取引需要
  9.3 流動性選好
  9.4 貨幣市場における名目利子率の決定
  演習問題

 10 金融政策
  10.1 中央銀行とは
  10.2 金融政策の目的
  10.3 金融政策の手段
  10.4 金融政策のメカニズム
  10.5 中央銀行の独立性と情報開示
  10.6 量的緩和政策
  演習問題

演習問題略解
索引
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その他

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    細野薫・石原秀彦・ 渡部和孝共著「グラフィック 金融論」に誤りがございましたのでお詫びして訂正いたします.