商法総則・商行為法 第4版

書影

新法学ライブラリ  13

商法総則・商行為法 第4版

定価:
3,278
(本体:2,980円+税)
難易度:中級

発行日:2016年8月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-243-8

サイズ:上製A5

ページ数:368ページ

在庫:在庫僅少

内容詳細

制度や条文の詳しい解釈を展開した商法総則・商行為法の定評ある基本書の最新版.平成26年の商法改正をはじめ第3版刊行以降の法改正・制度変更に対応し,判例・文献を拡充して内容をアップデートした.

目次

I 総論

1 商法の意義
  1.1 形式的意義の商法
  1.2 実質的意義の商法
  1.3 実質的意義の商法と形式的意義の商法との関係
  1.4 商法の特色

2 商法の地位
  2.1 商法と民法との関係
  2.2 商法と経済法
  2.3 商法と労働法

3 商法の形成と発展
  3.1 ギルドの法としての商法
  3.2 国家法としての商法の出現

II 商法総則

1 商事適用法規

2 商法の基本概念─商人と商行為
  2.1 商法の適用対象
  2.2 商人の意義
  2.3 商人資格
  2.4 商人としての資格の終始

3 商行為の意義
  3.1 商行為の定め方
  3.2 絶対的商行為(商501条)
  3.3 営業的商行為(商502条)
  3.4 附属的商行為
  3.5 準商行為

4 営業
  4.1 営業の意義
  4.2 営業能力
  4.3 営業の自由とその制限
  4.4 商人の営業上の名称(商号)
  4.5 商業帳簿
  4.6 営業の人的施設
  4.7 営業の独立的補助者(代理商)
  4.8 営業上の公示(商業登記)
  4.9 営業所
  4.10  客観的意義における営業

III 商行為法

1 商行為の通則
  1.1 総説
  1.2 商行為の営利性
  1.3 商行為の代理と委任
  1.4 商事契約の成立
  1.5 商事債権の担保
  1.6 商事債務の履行・時効

2 有価証券
  2.1 種々の有価証券
  2.2 有価証券の意義と特徴
  2.3 有価証券に関する一般規定

3 商事売買
  3.1 商事売買に関する特則
  3.2 売主の供託権・競売権
  3.3 買主の検査・瑕疵通知義務
  3.4 定期売買

4 交互計算
  4.1 意義と経済的機能
  4.2 交互計算の効力

5 匿名組合
  5.1 匿名組合契約
  5.2 匿名組合の特殊な利用例

6 仲立営業
  6.1 仲立人
  6.2 仲立人の義務
  6.3 仲立人の権限と権利
  6.4 当事者の報酬支払義務

7 問屋営業
  7.1 問屋の意義と機能
  7.2 問屋の権利義務
  7.3 問屋の実行売買の効果
  7.4 準問屋

8 運送営業
  8.1 運送の意義と種類
  8.2 物品運送
  8.3 貨物引換証
  8.4 相次運送
  8.5 旅客運送

9 運送取扱営業
  9.1 運送取扱人の概念
  9.2 運送取扱人の権利・義務
  9.3 相次運送取扱

10 倉庫営業
  10.1 倉庫寄託契約
  10.2 倉庫証券

11 場屋営業
  11.1 場屋営業の意義
  11.2 場屋の主人の責任

参考文献
索引

サポート情報

関連書籍

刑法総論

伊東研祐

3,630円(税込)

中級
ヨーロッパ経済法

須網隆夫

3,190円(税込)

中級
日本近代法制史 第2版

川口由彦

3,960円(税込)

中級
労働法総論・労使関係法

盛 誠吾

3,630円(税込)

中級