国際金融論入門

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経済学叢書 Introductory  

国際金融論入門

定価:
2,200
(本体:2,000円+税)
難易度:入門

発行日:2017年2月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-250-6

サイズ:上製A5

ページ数:208ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

国際金融論の基礎をスムーズに理解できる入門テキスト.貿易の基礎知識や外国為替取引などのトピックから始め,具体的なイメージをもって国際金融の役割が理解できるように配慮.オープンマクロ経済学の基本的解説を中心に構成し,近年の国際金融における新たな問題も紹介した.2色刷とコンパクトな分量によって,初学者でも無理なく読み通せる書となっている.

目次

第1章 国際収支
  1.1 イントロダクション
  1.2 国際収支表とは
  1.3 国際収支の各項目
  1.4 国際収支のマクロ的側面
  1.5 計上方式
  1.6 対外資産負債
  確認問題

第2章 対外決済のしくみ
  2.1 イントロダクション
  2.2 荷為替手形のしくみ
  2.3 外国為替取引の銀行業務
  2.4 外国為替の決済システム
  確認問題
  参考文献

第3章 外国為替市場と外国為替取引
  3.1 イントロダクション
  3.2 外国為替市場
  3.3 外国為替市場での取引通貨
  3.4 ビッド・アスク・スプレッド(bid-ask spread)
  3.5 外国為替取引と外国為替相場
  確認問題
  参考文献

第4章 外国為替相場の決定理論(1)
  4.1 イントロダクション
  4.2 一物一価の法則(Law of one price)
  4.3 絶対的購買力平価説(Absolute Purchasing Power Parity)
  4.4 相対的購買力平価説(Relative Purchasing Power Parity)
  4.5 為替相場の購買力平価からの乖離条件
  4.6 貿易財・非貿易財と実質為替相場
  確認問題

第5章 外国為替相場の決定理論(2)
  5.1 マネタリーアプローチ
  5.2 アセットアプローチ
  5.3 通貨の需要供給を変動させるその他の要因
  確認問題

第6章 国際通貨制度
  6.1 様々な国際通貨制度
  6.2 日本をとりまく国際通貨制度の歴史
  確認問題
  参考文献

第7章 オープンエコノミー・マクロエコノミクス(開放マクロ)基本モデル
  7.1 イントロダクション
  7.2 IS曲線の導出
  7.3 LM曲線の導出とIS-LM分析
  確認問題

第8章 変動相場制における経済政策の効果
  8.1 イントロダクション
  8.2 金融政策の効果
  8.3 財政政策の効果
  8.4 まとめ
  確認問題
  参考文献

第9章 固定相場制における経済政策の効果
  9.1 イントロダクション
  9.2 外国為替市場での介入
  9.3 金融政策の効果
  9.4 財政政策の効果
  9.5 平価切下げの効果
  9.6 平価切下げを予測するケース
  9.7 まとめ
  確認問題
  参考文献

第10章 外国為替相場の輸出入価格へのパススルー
  10.1 イントロダクション
  10.2 Jカーブ効果
  10.3 外国為替相場のパススルー
  10.4 プライシング・トゥ・マーケット行動
  10.5 パススルーの低下
  確認問題
  参考文献

第11章 通貨危機,ソブリンリスク,最適通貨圏の理論
  11.1 イントロダクション
  11.2 通貨危機問題
  11.3 ソブリンリスク
  11.4 最適通貨圏の理論
  確認問題
  参考文献

第12章 経常収支の調整と新しいオープンマクロ経済学
  12.1 イントロダクション
  12.2 外国為替相場と経常収支
  12.3 グローバル・インバランス
  12.4 新しいオープンマクロ経済学の発展
  確認問題
  参考文献

文献案内
索引

サポート情報

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