数値計算

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工学のための数学  14

工学のための

数値計算

定価:
2,750
(本体:2,500円+税)
難易度:入門

発行日:2008年7月25日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-901683-58-6

サイズ:上製A5

ページ数:248ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

これから数値計算を学ぶための入門書.数値計算の必要性・概略などの解説の後,計算機上での数値の扱いから始め,連立一次方程式,非線形方程式,数値積分,微分方程式など,多くの図を用いながら具体的に解説する.

目次

第1章 数値計算とは
  1.1 はじめに―簡単な例から
  1.2 数値計算はなぜ必要か
  1.3 数値計算とアルゴリズム
  1.4 数値計算とコンピュータ
  1.5 本書の構成

第2章 数値計算と誤差
  2.1 2進数と浮動小数
  2.2 実際の浮動小数表現―IEEE754標準
  2.3 桁落ち,情報落ち
  2.4 演算順序と精度
  2.5 多項式の値を計算する―計算量
  2章の問題

第3章 連立1次方程式の解法(1)―直接法
  3.1 連立1次方程式とその行列・ベクトル表記
  3.2 係数行列が三角行列の場合
  3.3 LU分解
  3.4 発展―ピボット選択付LU分解
  3.5 LU分解による連立1次方程式の求解に必要な計算量
  3.6 コレスキー分解
  3.7 逆行列の計算
  3.8 方程式の数値計算における安定性
  3章の問題

第4章 非線形方程式の数値解法
  4.1 二分法
  4.2 反復法とその原理
  4.3 ニュートン法
  4.4 非線形方程式の数値解法の例
  4.5 非線形連立方程式の数値解法
  4.6 代数方程式に対する数値解法
  4章の問題

第5章 連立1次方程式の解法(2)―反復法
  5.1 疎行列と反復法
  5.2 縮小写像
  5.3 連立1次方程式の反復法
  5.4 疎行列の格納方法
  5.5 反復法の収束の条件
  5.6 反復法についての補足
  5章の問題

第6章 固有値問題
  6.1 固有値と固有ベクトル
  6.2 べき乗法
  6.3 逆反復法
  6.4 ヤコビ法
  6.5 固有値問題についての補足
  6章の問題

第7章 補間
  7.1 補間とは
  7.2 多項式補間
  7.3 エルミート補間―微係数利用
  7.4 区分的3次補間
  7章の問題

第8章 数値積分
  8.1 補間と数値積分
  8.2 ニュートン・コーツ則
  8.3 複合型積分則
  8.4 数値積分の誤差解析
  8.5 発展―さらに進んだ積分則
  8章の問題

第9章 常微分方程式の数値解法
  9.1 はじめに―簡単な例を通して
  9.2 微分方程式とは
  9.3 1階の初期値問題に対する数値解法
  9.4 高階(2階以上)の初期値問題への拡張
  9.5 境界値問題に対する数値解法
  9.6 数値微分について
  9章の問題

第10章 偏微分方程式の数値解法
  10.1 はじめに―偏微分方程式とは
  10.2 偏微分方程式の数値解法の概要
  10.3 差分近似法の実際
  10.4 他の偏微分方程式では―補足
  10章の問題

付録
  A 疑似コード
  B 多変数関数の偏微分と接平面
  C 線形計算パッケージ

参考文献
索引

サポート情報

正誤表

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