建築計画の基礎

書影

新・建築学  1

建築計画の基礎

環境・建築・インテリアのデザイン理論
定価:
2,200
(本体:2,000円+税)
難易度:入門

発行日:2009年6月25日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-901683-64-7

サイズ:上製A5

ページ数:176ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

建築計画とは人々が安心して快適で豊かな生活ができる空間をつくり,しかもそれが美しく文化を築く社会的資産となるための指針である.本書はその基礎を,多数の写真や図版と共に見やすい紙面構成で解説した.

目次

第1章 人間・環境・空間・建築
  1.1 建築・空間
  1.2 人間・環境
  1.3 人間にとっての環境
  1.4 生活を支える都市・地域・環境
  1章の問題

第2章 建築計画のはじまり
  2.1 建築の起源
  2.2 分業・専門化
  2.3 施設・制度
  2.4 標準化・工業化・ストックとしての建築
  2.5 建築のつくられるプロセス
  2章の問題

第3章 建築計画の意義
  3.1 近代以前・近代・合理主義
  3.2 人間的な環境
  3.3 計画された環境
  3.4 自然発生的な環境
  3.5 文化,歴史,住み心地よい環境
  3章の問題

第4章 人体
  4.1 人体のスケール
  4.2 姿勢と人体寸法
  4.3 動作
  4.4 椅子と机
  4.5 階段
  4章の問題

第5章 動作
  5.1 人の出す力
  5.2 エネルギー代謝
  5.3 操作
  5.4 誰でも迷わないデザイン
  5.5 動作のステレオタイプ
  5章の問題

第6章 人間の多様性
  6.1 平均・上限・下限・パーセンタイル
  6.2 エイジング
  6.3 人間の多様性
  6.4 さまざまなハンディキャップ
  6.5 バリアフリー環境デザイン,ユニバーサルデザイン
  6章の問題

第7章 人間のまわりの見えない空間
  7.1 かくれた次元:目に見えない人体寸法
  7.2 パーソナルスペース
  7.3 コミュニケーションと距離
  7.4 ソシオペタル・ソシオフーガル
  7.5 指示代名詞コレ・ソレ・アレと空間との対応
  7章の問題

第8章 集団,社会,プライバシー
  8.1 テリトリー
  8.2 ディフェンシブルスペース
  8.3 プライバシー,混み合い
  8章の問題

第9章 視覚によりとらえられる人間のまわりの空間
  9.1 視野・視力
  9.2 弁別,マジカルナンバー7
  9.3 視認距離
  9.4 見下ろしの空間
  9.5 見上げの空間,D/H
  9章の問題

第10章 空間の感覚
  10.1 3次元空間としての建築空間
  10.2 天井高の感覚
  10.3 空間から感じる感覚のとらえ方
  10.4 開放感・閉鎖感
  10.5 空間の容積感
  10章の問題

第11章 行動によりとらえられる空間
  11.1 移動・歩行・動線
  11.2 歩行の特性・くせ
  11.3 ウェイファインディング
  11.4 サインシステム
  11.5 多人数の歩行・群集行動
  11章の問題

第12章 記憶,認知の中の空間
  12.1 一望できない空間の認知
  12.2 イメージのゆがみ
  12.3 環境の空間的イメージ
  12.4 5つのエレメント
  12.5 生活領域
  12章の問題

第13章 デザイン
  13.1 かたちがつくられること・デザイン
  13.2 理論と設計
  13.3 建築デザインプロセス
  13.4 エスキスのプロセス
  13.5 デザインのシステム
  13章の問題

参考文献
図表典拠
索引

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