ニューラルネットと脳理論

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Information & Computing  別巻10

ニューラルネットと脳理論

アービブ「脳」第2版
定価:
5,060
(本体:4,600円+税)

発行日:1992年4月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0646-1

サイズ:並製A5

ページ数:520ページ

在庫:品切れ

内容詳細

脳のメカニズムを探る・知能をもつ機械をつくる-この2つをモチーフにスキーマ理論,「知」の基である高度分散協調計算を紹介・解説してゆく.定評ある前著『脳』を新たな問題意識をもって改訂した.

目次

1 序論
1-1 脳と行動とメタフォア
1-1-1 脳研究とは
1-1-2 構造と機能\r
1-2 動作符号と神経回路網
1-2-1 動作指向性知覚と知能\r
1-2-2 知覚スキーマと運動スキーマ
1-2-3 神経回路網としての脳
1-2-4 神経解剖学の機能的展望
2 システムとスキーマと協調計算
2-1 システムと適応
2-1-1 システムの概念
2-1-2 フィードバックと安定性
2-1-3 視覚系における前処理
2-1-4 適応回路網
2-2 協調計算
2-2-1 マカロックの原理
2-2-2 拘束満足とリラクゼーション
2-2-3 神経回路網における競合と協調
2-2-4 神経的競合の数学的分析
2-3 スキーマ理論
2-3-1 カエルとガマのスキーマ
2-3-2 奥行空間の視覚
2-3-3 奥行空間の中の動作
2-3-4 スキーマ理論から言語へ
3 動作と視覚と記憶
3-1 運動の神経制御
3-1-1 リズム発生器と歩行
3-1-2 眼球運動の制御
3-1-3 多くの運動系
3-2 視覚と視覚運動協応
3-2-1 奥行知覚
3-2-2 流動視
3-2-3 カエルの視蓋のモデリング
3-2-4 多くの視覚系
3-3 記憶と学習
3-3-1 神経可塑性のメカニズム
3-3-2 適応回路網のコネクショニスト・モデル
3-3-3 記憶と意識
4 展望
4-1 脳理論の行く手
4-1-1 今,脳理論は
4-1-2 脳理論から第6世代へ

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