Progress & Application 心理統計法

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Progress & Application  3

Progress & Application 心理統計法

定価:
2,640
(本体:2,400円+税)
難易度:入門

発行日:2021年2月10日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1485-5

サイズ:並製A5

ページ数:256ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

心理学を学ぶ上で心理統計の知識は欠かせませんが,実感をもってそれを納得するのは難しいようです.本書では,心理学研究の具体例を通じて心理統計の手法を知ることで,学びながらその面白さを実感してもらうことを目指します.また,社会の激しい変化に対応していく上で必要な批判的思考を身につけるため,「クリティカル・シンキング問題」を用意しています.見開き形式・2色刷.

目次

第1章 1変数・2変数の記述統計
  1.1 はじめに
  1.2 1変数の記述統計
  1.3 2変数の記述統計

第2章 推測統計―推定と検定
  2.1 母集団と標本
  2.2 正規分布と標準正規分布
  2.3 統計的推定
  2.4 統計的仮説検定

第3章 統計的仮説検定―2つの変数の分析
  3.1 2変数データについての統計的仮説検定
  3.2 独立な2群のt検定
  3.3 対応のあるt検定
  3.4 カイ2乗検定
  3.5 相関係数の検定
  3.6 検定における2種類の誤りと検定力
  3.7 ベイズ推測

第4章 実験計画と分散分析1
  4.1 分散分析を体験する
  4.2 分散分析の基礎用語
  4.3 「分散」を「分析」する理由
  4.4 完全無作為1要因デザインの分散分析の理論
  4.5 対応のある1要因デザインの分散分析の理論
  4.6 事後検定
  4.7 実践例で学ぶ分散分析Ⅰ―完全無作為1要因デザイン
  4.8 実践例で学ぶ分散分析Ⅱ―対応のある1要因デザイン
  4.9 分散分析における効果量

第5章 実験計画と分散分析2
  5.1 2要因分散分析を体験する
  5.2 完全無作為2要因デザインの分散分析基礎用語
  5.3 2要因分散分析の検定仮説
  5.4 各種効果と母平均プロット
  5.5 分散分析表の成り立ち
  5.6 実践例で学ぶ2要因分散分析

第6章 回帰分析
  6.1 研究例―計画的行動理論による禁煙行動の予測
  6.2 相関分析
  6.3 単回帰分析
  6.4 重回帰分析
  6.5 ロジスティック回帰分析

第7章 因子分析
  7.1 因子分析とは何か
  7.2 因子分析の手順

第8章 共分散構造分析
  8.1 確認的因子分析―探索的因子分析を越えて
  8.2 共分散構造分析とは
  8.3 CFAの基礎知識
  8.4 パス解析の基礎知識
  8.5 因子間のパス解析
  8.6 モデルの適合度指標

付表
引用文献
索引

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