Progress & Application 司法犯罪心理学

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Progress & Application  14

Progress & Application 司法犯罪心理学

定価:
2,530
(本体:2,300円+税)
難易度:入門

発行日:2020年9月25日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1481-7

サイズ:並製A5

ページ数:264ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は,わかりやすさで定評のある教科書の改訂版です.研究の進展を反映して記述やデータを差し換え,よりわかりやすくなるよう心がけました.また,公認心理師のカリキュラムに鑑み,司法・裁判心理学の章を追加し,学習の助けとなるよう予習問題を加えました.視覚的な理解にも配慮し,見開き形式,2色刷としています.初学者から公認心理師を目指す方まで,おすすめの一冊です.

目次

第1章 犯罪の生物学的原因論
  1.1 犯罪の生物学的原因論研究のはじまり
  1.2 犯罪と遺伝
  1.3 ホルモンと犯罪
  1.4 神経伝達物質と犯罪
  1.5 条件づけと犯罪
  1.6 脳と犯罪

第2章 犯罪の心理学的原因論
  2.1 犯罪の心理学的アプローチ
  2.2 犯罪と関係する性格特性
  2.3 犯罪と家族関係
  2.4 犯罪とメディアの影響力

第3章 犯罪の社会学的原因論
  3.1 犯罪の原因としての社会
  3.2 アノミー理論
  3.3 分化的接触理論
  3.4 社会的絆理論
  3.5 漂流理論
  3.6 ラベリング理論

第4章 暴力犯罪
  4.1 殺人・傷害
  4.2 連続殺人
  4.3 女性による連続殺人
  4.4 大量殺人
  4.5 テロリズム

第5章 性犯罪
  5.1 レイプ(強制性交)
  5.2 子どもに対する性犯罪

第6章 ドメスティック・バイオレンス,ストーキング,虐待
  6.1 ドメスティック・バイオレンス(DV)
  6.2 ストーキング
  6.3 子ども虐待
  6.4 高齢者虐待

第7章 窃盗・強盗・放火
  7.1 窃盗
  7.2 強盗
  7.3 放火
  7.4 ホワイトカラー犯罪

第8章 犯罪捜査
  8.1 プロファイリング
  8.2 ポリグラフ検査
  8.3 目撃証言
  8.4 取調べ

第9章 司法・裁判
  9.1 裁判過程
  9.2 精神鑑定
  9.3 離婚
  9.4 離婚と子どもの養育

第10章 防犯
  10.1 防犯心理学
  10.2 環境設計による犯罪予防
  10.3 割れ窓理論
  10.4 社会を犯罪から守るさまざまな施策
  10.5 教育によって犯罪から身を守る

第11章 矯正・更生保護
  11.1 成人犯罪者の処遇の流れ
  11.2 非行少年の処遇の流れ
  11.3 犯罪者・非行少年のアセスメント
  11.4 矯正教育とその問題

引用文献
人名索引
事項索引

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