第1講 イントロダクション:実験経済学・行動経済学はどのような学問だろうか
1.1 顕示されたことがらと仮説の検証
1.2 実験経済学の始まりと選好統制による確立
1.3 行動経済学の興隆と広がり
1.4 “エコノ”と“ヒューマン”
1.5 行動ファイナンスと実験ファイナンス
Active Learning
第2講 オークションによる資源配分
2.1 市場の役割と種類:オークションの種類
2.2 勝者の呪いと談合
2.3 スミスによるダブル・オークションの実験
補論 セカンドプライスオークションの耐戦略性の証明
Active Learning
第3講 確実性下の意思決定理論
3.1 顕示選好の弱公理と合理的な選好の仮定
3.2 合理的な選好の仮定とその破れ
3.3 数理経済学者による解釈
3.4 行動経済学者による意思決定理論:典型的な行動経済学の問題
Active Learning
第4講 リスク下の意思決定理論と行動経済学
4.1 セントペテルスブルグのパラドックス
4.2 アレのパラドックス
4.3 客観的確率にウエイトを付ける
4.4 ランク依存効用理論
4.5 プロスペクト理論とGain-Loss関数
Active Learning
第5講 ナイト流不確実性下の意思決定理論と実験経済学
5.1 あいまいさ回避
5.2 MaxMin期待効用モデル
5.3 α-MaxMin期待効用モデル
5.4 不正確さ回避モデル
5.5 あいまいさ回避とドメスティック・バイアス
Active Learning
第6講 ナイーブなポートフォリオ選択
6.1 ポートフォリオ理論
6.2 ヒューマンの運用
6.3 ナイーブな分散投資
Active Learning
第7講 株式市場におけるバブルの形成と実験経済学
7.1 株価のファンダメンタルズ理論
7.2 効率的市場仮説
7.3 現実の市場におけるバブル
7.4 実験室における配当実験とバブルの形成
7.5 株式市場のアノマリー:売り控え効果
7.6 エクイティプレミアムパズル
Active Learning
第8講 株式市場における情報のアップデート
8.1 ベイズの定理とベイズ更新
8.2 自信過剰と情報カスケード
8.3 動学的あいまいさ回避とエクイティプレミアムパズル
Active Learning
第9講 時間選好率のアノマリー
9.1 Strotzの動学的時間選好の理論
9.2 心理学者による双曲割引関数の発見
9.3 実験が明らかにしたこと
9.4 計画とプレコミットメント
Active Learning
第10講 環境経済学と実験経済学
10.1 市場の資源配分機能と受益者負担の原則
10.2 市場の失敗とコモンズの悲劇
10.3 排出量取引市場創設による外部性の内部化
10.4 公共財自発的供給実験と利他主義
10.5 市場の失敗の内部化
10.6 WTPとWTAの乖離
補論 ピグー税の理論的な適正水準
Active Learning
第11講 ゲーム理論と社会的ジレンマ
11.1 ゲーム理論の基本概念
11.2 MinMax解
11.3 アクセルロッドの実験とオウム返し戦略
11.4 クールノー競争:複占における同時手番数量調整モデル
11.5 フォークの定理と限定合理性モデル
Active Learning
第12講 利他主義を測る
12.1 逐次手番ゲームの理論と展開形ゲームツリー
12.2 後ろ向き帰納法
12.3 最後通牒ゲームと利他性の理論
Active Learning
第13講 社会選択の理論:学校選択制の実験経済学による検証
13.1 社会選択の理論とパレート効率性
13.2 アローの定理
13.3 マッチングの理論と実験
13.4 基本的なマッチングのアルゴリズム
13.5 実験経済学による実証
Active Learning
第14講 行動経済学の実践:ナッジと選択的アーキテクチャ
14.1 ナッジと選択的アーキテクチャ
14.2 ナッジとしての制度設計
14.3 デフォルトの力
Active Learning
第15講 実験手法と検証法
15.1 検定の基本
15.2 最尤法
15.3 様々な選好測定法
文献案内
索引
1.1 顕示されたことがらと仮説の検証
1.2 実験経済学の始まりと選好統制による確立
1.3 行動経済学の興隆と広がり
1.4 “エコノ”と“ヒューマン”
1.5 行動ファイナンスと実験ファイナンス
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第2講 オークションによる資源配分
2.1 市場の役割と種類:オークションの種類
2.2 勝者の呪いと談合
2.3 スミスによるダブル・オークションの実験
補論 セカンドプライスオークションの耐戦略性の証明
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第3講 確実性下の意思決定理論
3.1 顕示選好の弱公理と合理的な選好の仮定
3.2 合理的な選好の仮定とその破れ
3.3 数理経済学者による解釈
3.4 行動経済学者による意思決定理論:典型的な行動経済学の問題
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第4講 リスク下の意思決定理論と行動経済学
4.1 セントペテルスブルグのパラドックス
4.2 アレのパラドックス
4.3 客観的確率にウエイトを付ける
4.4 ランク依存効用理論
4.5 プロスペクト理論とGain-Loss関数
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第5講 ナイト流不確実性下の意思決定理論と実験経済学
5.1 あいまいさ回避
5.2 MaxMin期待効用モデル
5.3 α-MaxMin期待効用モデル
5.4 不正確さ回避モデル
5.5 あいまいさ回避とドメスティック・バイアス
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第6講 ナイーブなポートフォリオ選択
6.1 ポートフォリオ理論
6.2 ヒューマンの運用
6.3 ナイーブな分散投資
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第7講 株式市場におけるバブルの形成と実験経済学
7.1 株価のファンダメンタルズ理論
7.2 効率的市場仮説
7.3 現実の市場におけるバブル
7.4 実験室における配当実験とバブルの形成
7.5 株式市場のアノマリー:売り控え効果
7.6 エクイティプレミアムパズル
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第8講 株式市場における情報のアップデート
8.1 ベイズの定理とベイズ更新
8.2 自信過剰と情報カスケード
8.3 動学的あいまいさ回避とエクイティプレミアムパズル
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第9講 時間選好率のアノマリー
9.1 Strotzの動学的時間選好の理論
9.2 心理学者による双曲割引関数の発見
9.3 実験が明らかにしたこと
9.4 計画とプレコミットメント
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第10講 環境経済学と実験経済学
10.1 市場の資源配分機能と受益者負担の原則
10.2 市場の失敗とコモンズの悲劇
10.3 排出量取引市場創設による外部性の内部化
10.4 公共財自発的供給実験と利他主義
10.5 市場の失敗の内部化
10.6 WTPとWTAの乖離
補論 ピグー税の理論的な適正水準
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第11講 ゲーム理論と社会的ジレンマ
11.1 ゲーム理論の基本概念
11.2 MinMax解
11.3 アクセルロッドの実験とオウム返し戦略
11.4 クールノー競争:複占における同時手番数量調整モデル
11.5 フォークの定理と限定合理性モデル
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第12講 利他主義を測る
12.1 逐次手番ゲームの理論と展開形ゲームツリー
12.2 後ろ向き帰納法
12.3 最後通牒ゲームと利他性の理論
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第13講 社会選択の理論:学校選択制の実験経済学による検証
13.1 社会選択の理論とパレート効率性
13.2 アローの定理
13.3 マッチングの理論と実験
13.4 基本的なマッチングのアルゴリズム
13.5 実験経済学による実証
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第14講 行動経済学の実践:ナッジと選択的アーキテクチャ
14.1 ナッジと選択的アーキテクチャ
14.2 ナッジとしての制度設計
14.3 デフォルトの力
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第15講 実験手法と検証法
15.1 検定の基本
15.2 最尤法
15.3 様々な選好測定法
文献案内
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