第1章 経済を見る眼
1.1 経済学とは何か ― 新型コロナ禍のトイレットペーパーから考える
1.2 マクロ経済学とミクロ経済学の違い
1.3 ミクロ経済学の理論は勉強する意味があるのか
1.4 市場とは何か
1.5 格差をどう考えるか
1.6 まとめ
コラム1 市場に対する歴史学や人類学など様々な学問からのアプローチ
コラム2 「普通」とは何か ― データから考える
練習問題
第1部 市場がうまく動く時,経済はどう動くか(完全競争市場)
第2章 経済を3つのレンズから視る ― 希少性,トレードオフ,インセンティブ
2.1 希少性
2.2 選択とトレードオフ
2.3 インセンティブ(誘因) ― 人のやる気を引き出す
2.4 コミュニケーションの手段としての価格
2.5 経済の舞台 ― 3種類の演者と市場
2.6 市場ではどんなことが前提になっているか
2.7 まとめ
コラム1 「平均」は普通か
コラム2 「選択」を経済学と社会学から見ると
練習問題
第3章 需要・供給と価格の関係 ― どうしてトイレットペーパーやマスクが買えなかったり価格が高騰したりしたのか
3.1 需要曲線
3.2 供給曲線
3.3 需要曲線,供給曲線のシフト
3.4 需要と供給がつりあうと? ― 均衡
3.5 モノが手に入らない時,ありあまる時 ― 不足と過剰
3.6 市場均衡価格の変化(需要曲線,供給曲線のシフト後)
3.7 所得効果
3.8 価格変化と代替効果
3.9 水とダイヤモンドのパラドックス
3.10 まとめ
練習問題
第4章 値段が上がっても買うもの,買うのをやめるもの ― 価格弾力性
4.1 酒税は誰のため?
4.2 役に立つ需要の「価格弾力性」
4.3 需要の価格弾力性が決まる大切な要素 ― 代替物と時間
4.4 供給の「価格弾力性」とは?
4.5 供給の価格弾力性の2つのポイント
コラム 長期と短期のコーヒー豆の供給
4.6 弾力性で市場の均衡はどう変わる?
4.7 課税の効果は何が分かる?
4.8 まとめ
練習問題
第5章 満足できる買い物とは ― 消費者の理論
5.1 予算制約
5.2 無差別曲線
5.3 支払い意思額
5.4 消費者余剰
5.5 適切な消費量とは ― 限界費用と限界効用
5.6 まとめ
コラム1 家計簿の取り組み
コラム2 データの取得とグラフの種類
練習問題
第6章 企業の行動 ― 生産可能性曲線,費用
6.1 企業の目的 ― 利潤の最大化
6.2 生産可能性曲線
6.3 3つのタイプの費用 ― 機会費用,限界費用,サンクコスト
6.4 まとめ
練習問題
第7章 企業はどうしたら利潤を大きくできるか
7.1 利潤の最大化
7.2 供給量はどう決定されるか
7.3 生産者余剰
7.4 まとめ
コラム 相関関係と因果関係(アイスクリームの販売量が伸びると溺死者数が増える?)
練習問題
第8章 なぜ完全競争市場が望ましいのか ― 「余剰」分析
8.1 なぜ完全競争市場が望ましいのか
8.2 完全競争市場の前提とは何か ― 所有権と共有地の悲劇
8.3 完全競争市場に代わりうる交換方法はあるか
8.4 完全競争市場と効率性 ― パレート最適
8.5 税金がかかると総余剰はどうなるか
8.6 まとめ
練習問題
第9章 完全競争市場への政府の介入
9.1 価格の下限規制の経済への影響 ― 最低賃金
コラム 最低賃金引き上げは雇用を減らすのか
9.2 価格の上限規制の余剰分析
9.3 完全競争市場と平等はどんな関係にあるのか
9.4 まとめ
練習問題
第2部 市場が「失敗」する時(不完全競争市場)
第10章 市場の失敗① ― 独占・寡占,外部経済
10.1 不完全競争市場(市場の失敗)とは何か
10.2 独占・寡占とは何か
コラム1 知的財産権と独占
10.3 外部性とは?
10.4 外部性に対応する政策 ― 規制,課税,補助金
10.5 政府によらない当事者の取り組みによる解決 ― コースの定理
10.6 まとめ
コラム2 外部性と気候変動
練習問題
第11章 市場の失敗② ― 情報の非対称性,公共財,政府の失敗
11.1 情報の非対称性
11.2 逆選択 ― 購入(契約)前に起きる問題
11.3 モラルハザード ― 購入(契約)後に起きる問題
11.4 公共財
11.5 政府の役割
11.6 政府の失敗
11.7 まとめ
練習問題
第3部 ミクロ経済学のもっと先へ
第12章 国際経済 ― 貿易は必要か
12.1 貿易は必要か
12.2 比較優位
12.3 日本の貿易
コラム グローバル・バリュー・チェーン(GVC)
12.4 貿易による利益と不利益
12.5 貿易政策
12.6 保護主義はどのような場合に必要か
12.7 まとめ
練習問題
第13章 武器としてのミクロ経済学
13.1 ゲーム理論
コラム ジョン・ナッシュの研究と生涯
13.2 行動経済学
13.3 データを使った実証研究 ― ランダム化比較試験(RCT)など
13.4 まとめ
練習問題
文献紹介 ― さらにミクロ経済学の森を探求するために
練習問題解答
索引
1.1 経済学とは何か ― 新型コロナ禍のトイレットペーパーから考える
1.2 マクロ経済学とミクロ経済学の違い
1.3 ミクロ経済学の理論は勉強する意味があるのか
1.4 市場とは何か
1.5 格差をどう考えるか
1.6 まとめ
コラム1 市場に対する歴史学や人類学など様々な学問からのアプローチ
コラム2 「普通」とは何か ― データから考える
練習問題
第1部 市場がうまく動く時,経済はどう動くか(完全競争市場)
第2章 経済を3つのレンズから視る ― 希少性,トレードオフ,インセンティブ
2.1 希少性
2.2 選択とトレードオフ
2.3 インセンティブ(誘因) ― 人のやる気を引き出す
2.4 コミュニケーションの手段としての価格
2.5 経済の舞台 ― 3種類の演者と市場
2.6 市場ではどんなことが前提になっているか
2.7 まとめ
コラム1 「平均」は普通か
コラム2 「選択」を経済学と社会学から見ると
練習問題
第3章 需要・供給と価格の関係 ― どうしてトイレットペーパーやマスクが買えなかったり価格が高騰したりしたのか
3.1 需要曲線
3.2 供給曲線
3.3 需要曲線,供給曲線のシフト
3.4 需要と供給がつりあうと? ― 均衡
3.5 モノが手に入らない時,ありあまる時 ― 不足と過剰
3.6 市場均衡価格の変化(需要曲線,供給曲線のシフト後)
3.7 所得効果
3.8 価格変化と代替効果
3.9 水とダイヤモンドのパラドックス
3.10 まとめ
練習問題
第4章 値段が上がっても買うもの,買うのをやめるもの ― 価格弾力性
4.1 酒税は誰のため?
4.2 役に立つ需要の「価格弾力性」
4.3 需要の価格弾力性が決まる大切な要素 ― 代替物と時間
4.4 供給の「価格弾力性」とは?
4.5 供給の価格弾力性の2つのポイント
コラム 長期と短期のコーヒー豆の供給
4.6 弾力性で市場の均衡はどう変わる?
4.7 課税の効果は何が分かる?
4.8 まとめ
練習問題
第5章 満足できる買い物とは ― 消費者の理論
5.1 予算制約
5.2 無差別曲線
5.3 支払い意思額
5.4 消費者余剰
5.5 適切な消費量とは ― 限界費用と限界効用
5.6 まとめ
コラム1 家計簿の取り組み
コラム2 データの取得とグラフの種類
練習問題
第6章 企業の行動 ― 生産可能性曲線,費用
6.1 企業の目的 ― 利潤の最大化
6.2 生産可能性曲線
6.3 3つのタイプの費用 ― 機会費用,限界費用,サンクコスト
6.4 まとめ
練習問題
第7章 企業はどうしたら利潤を大きくできるか
7.1 利潤の最大化
7.2 供給量はどう決定されるか
7.3 生産者余剰
7.4 まとめ
コラム 相関関係と因果関係(アイスクリームの販売量が伸びると溺死者数が増える?)
練習問題
第8章 なぜ完全競争市場が望ましいのか ― 「余剰」分析
8.1 なぜ完全競争市場が望ましいのか
8.2 完全競争市場の前提とは何か ― 所有権と共有地の悲劇
8.3 完全競争市場に代わりうる交換方法はあるか
8.4 完全競争市場と効率性 ― パレート最適
8.5 税金がかかると総余剰はどうなるか
8.6 まとめ
練習問題
第9章 完全競争市場への政府の介入
9.1 価格の下限規制の経済への影響 ― 最低賃金
コラム 最低賃金引き上げは雇用を減らすのか
9.2 価格の上限規制の余剰分析
9.3 完全競争市場と平等はどんな関係にあるのか
9.4 まとめ
練習問題
第2部 市場が「失敗」する時(不完全競争市場)
第10章 市場の失敗① ― 独占・寡占,外部経済
10.1 不完全競争市場(市場の失敗)とは何か
10.2 独占・寡占とは何か
コラム1 知的財産権と独占
10.3 外部性とは?
10.4 外部性に対応する政策 ― 規制,課税,補助金
10.5 政府によらない当事者の取り組みによる解決 ― コースの定理
10.6 まとめ
コラム2 外部性と気候変動
練習問題
第11章 市場の失敗② ― 情報の非対称性,公共財,政府の失敗
11.1 情報の非対称性
11.2 逆選択 ― 購入(契約)前に起きる問題
11.3 モラルハザード ― 購入(契約)後に起きる問題
11.4 公共財
11.5 政府の役割
11.6 政府の失敗
11.7 まとめ
練習問題
第3部 ミクロ経済学のもっと先へ
第12章 国際経済 ― 貿易は必要か
12.1 貿易は必要か
12.2 比較優位
12.3 日本の貿易
コラム グローバル・バリュー・チェーン(GVC)
12.4 貿易による利益と不利益
12.5 貿易政策
12.6 保護主義はどのような場合に必要か
12.7 まとめ
練習問題
第13章 武器としてのミクロ経済学
13.1 ゲーム理論
コラム ジョン・ナッシュの研究と生涯
13.2 行動経済学
13.3 データを使った実証研究 ― ランダム化比較試験(RCT)など
13.4 まとめ
練習問題
文献紹介 ― さらにミクロ経済学の森を探求するために
練習問題解答
索引