電子回路基礎

書影

新・電子システム工学  4

MOSによる

電子回路基礎

定価:
2,200
(本体:2,000円+税)
難易度:入門

発行日:2011年5月10日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-901683-77-7

サイズ:上製A5

ページ数:152ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

近年のMOSトランジスタの特性向上等によりMOSが一般的になってきている.本書ではMOSを用いたアナログ回路を,例題・章末問題を交えて解説し,理解を確実なものとすることを目指した.半期用の講義に最適.

目次

第1章 電子回路と線形回路
  1.1 アナログ回路とディジタル回路
  1.2 アナログ回路とMOSトランジスタ
  1.3 線形回路理論とラプラス変換
  1.4 フーリエ変換と回路の周波数応答
  1章の問題

第2章 MOSトランジスタのモデル
  2.1 半導体と移動度
  2.2 MOSトランジスタの構造
  2.3 グラジュアルチャネル近似
  2.4 飽和領域と弱反転領域
  2.5 MOSトランジスタと相互コンダクタンス
  2.6 チャネル長変調効果
  2.7 基板バイアス効果とサブスレショルド係数
  2章の問題

第3章 小信号等価回路
  3.1 非線形特性の線形化と小信号特性
  3.2 MOSの小信号モデル
  3.3 MOSの容量モデル
  3章の問題

第4章 基本増幅回路I ― ソース接地回路
  4.1 3端子素子を用いた増幅回路
  4.2 ソース接地回路
  4.3 ソース接地回路とチャネル長変調効果
  4.4 非線形性の改善とソース帰還抵抗付きソース接地回路
  4章の問題

第5章 基本増幅回路II ― ゲート接地回路,ドレイン接地回路
  5.1 ゲート接地回路
  5.2 ゲート接地回路の入出力抵抗
  5.3 ゲート接地回路の応用例
  5.4 ソースフォロワー
  5章の問題

第6章 カスコード回路
  6.1 カスコード回路
  6.2 カスコード回路を用いた負荷電流源
  6.3 カスコード回路の電圧範囲とフォールド型カスコード
  6章の問題

第7章 差動増幅回路
  7.1 集積回路と雑音
  7.2 基本差動対
  7.3 差動成分と仮想接地・半回路
  7.4 差動対と同相成分
  7章の問題

第8章 カレントミラー
  8.1 MOSを用いた電流源
  8.2 定電流源実現のためのカレントミラー
  8.3 アクティブカレントミラー
  8.4 カスコード型カレントミラー
  8章の問題

第9章 フィードバックと回路特性
  9.1 負帰還システム
  9.2 負帰還と回路の入出力抵抗
  9.3 負帰還と回路の周波数特性
  9.4 増幅回路を用いた負帰還システムの実現
  9章の問題

第10章 フィードバックと回路の安定性
  10.1 ループゲインと発振条件
  10.2 フィードバックの安定性と位相余裕・ゲイン余裕
  10章の問題

第11章 オペアンプ
  11.1 オペアンプ
  11.2 カスコード型オペアンプ
  11.3 カスコード型オペアンプの動作電圧範囲・極配置
  11.4 2段オペアンプ
  11章の問題

第12章 フィードバックと位相補償
  12.1 フィードバックの安定化
  12.2 容量・抵抗による位相補償
  12.3 2段オペアンプとポールスプリッティング
  12章の問題

索引

サポート情報

その他

章末問題略解


新・電子システム工学 4
「MOSによる電子回路基礎」サポートページ



■ 略解

正誤表


新・電子システム工学 4
「MOSによる電子回路基礎」サポートページ



■ 正誤表

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