手形・小切手法

書影

新法学ライブラリ  15

手形・小切手法

定価:
3,080
(本体:2,800円+税)

発行日:1996年4月1日

発行:新世社

ISBN:978-4-915787-62-1

サイズ:上製A5

ページ数:360ページ

在庫:品切れ

内容詳細

商取引上,国内で幅広く利用されている約束手形に重点をおいて,基本理念から実際的方法や法理論に至るまで図解を豊富に折り込みながら具体的に説く待望の決定版.初めて学ぶ人にも容易に理解できるように記述や理論の展開に行き届いた配慮がなされる.

目次

1 序論
1-1 手形・小切手制度の意義
1-1-1 手形・小切手とはどのようなものか
1-1-2 手形・小切手の法的性質
1-1-3 手形・小切手の利用と銀行取引との結付き
1-1-4 手形・小切手の振出しから支払まで
1-1-5 手形・小切手の経済的機能\r
1-1-6 有価証券としての手形・小切手
1-1-7 手形・小切手制度の起源と現行手形法・小切手法
1-2 手形・小切手と実質関係
1-2-1 原因関係
1-2-2 手形関係と原因関係との関係−手形の無因性
1-2-3 原因関係が手形・小切手関係に及ぼす影響
1-2-4 手形・小切手関係が原因関係に及ぼす影響
1-2-5 手形債権と原因債権の行使の順序
1-2-6 手形債権の消滅と原因債権の行使
1-2-7 原因債権の消滅と手形債権の行使
1-2-8 手形・小切手の資金関係
1-3 手形行為
1-3-1 総説
1-3-2 手形行為の成立
1-3-3 手形行為と民法の意思表示に関する規定
1-3-4 手形行為の代理
1-3-5 手形行為と名義使用の許諾
1-3-6 手形の偽造および変造
2 約束手形
2-1 約束手形の振出し
2-1-1 約束手形の記載事項
2-1-2 白地手形
2-2 約束手形の流通
2-2-1 裏書
2-2-2 特殊の裏書
2-2-3 手形の善意取得
2-3 手形抗弁の制限
2-3-1 手形抗弁
2-3-2 人的抗弁制限の制度
2-3-3 手形法17条の適用要件
2-3-4 人的抗弁と物的抗弁
2-3-5 善意の中間者の介在と人的抗弁の対抗
2-3-6 人的抗弁と戻裏書
2-3-7 後者の抗弁−人的抗弁の個別性
2-3-8 二重無権の抗弁
2-3-9 遡求における受戻しと抗弁の対抗
2-3-10 受戻しなき支払・遡求と抗弁の対抗
2-4 約束手形の保証
2-4-1 手形保証
2-4-2 隠れた手形保証
2-5 約束手形の取立てと支払
2-5-1 取立て
2-5-2 支払
2-5-3 遡求(償還請求)
2-6 手形上の権利の消滅
2-6-1 手形の抹消,毀損および喪失
2-6-2 除権判決
2-6-3 期日・期間
2-6-4 手形の時効
2-7 利得償還請求権
2-7-1 利得償還請求権の概念
2-7-2 利得償還請求権の成立と行使
2-7-3 消滅時効期間
3 為替手形・小切手
3-1 為替手形
3-1-1 為替手形の特色
3-1-2 為替手形の振出し
3-1-3 引受け
3-2 小切手
3-2-1 小切手の特色
3-2-2 小切手の振出し
3-2-3 小切手の流通と決済
3-2-4 支払委託の取消し
3-2-5 線引小切手
4 資料[当座勘定規定・約束手形用法・約束手形用紙(表)と記載例,約束手形用紙(裏)と裏書例・為替手形用紙(表)と記載例,小切手用紙(表)と記載例]

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