回路とシステム論の基礎

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電子・通信工学  5

回路とシステム論の基礎

電気回路論と通信理論
定価:
2,145
(本体:1,950円+税)
難易度:入門

発行日:2019年3月10日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-86481-059-3

サイズ:上製A5

ページ数:192ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は,回路とシステムに関する基本的な事項を回路設計,最適化問題,信号処理など,あらゆる立場から解説.多くの図表や例題を用いて具体的な理解を深めるための工夫がされている.

目次

第1章 はじめに
  1.1 回路論の基礎
  1.2 回路のポート数
  1.3 連続時間系と離散時間系
  1.4 回路の種類と諸性質
  1章の問題

第2章 回路の基本特性
  2.1 回路次元と回路素子数
  2.2 動作変数と回路保存量
  2.3 因果性と受動性
  2章の問題

第3章 回路と信号の表現法
  3.1 回路の表現
  3.2 可逆性と非可逆性
  3.3 確定系と確率系
  3.4 シグナルフローグラフ
  3章の問題

第4章 連続時間系時不変線形回路とは
  4.1 インパルス応答関数
  4.2 伝達関数と相互相関関数
  4.3 回路解析の入門
  4章の問題

第5章 時不変線形回路の諸定理
  5.1 電源移動定理と有能電力
  5.2 フォスターの定理
  5.3 無限周期回路
  5.4 回路不変量
  5章の問題

第6章 回路設計の入門
  6.1 回路設計と周波数変換
  6.2 ウィナーフィルタ
  6.3 非励振問題と並列共振回路
  6.4 複共振回路
  6章の問題

第7章 回路設計の関連事項
  7.1 励振問題
  7.2 双1次変換とスミスチャート
  7.3 差動回路
  7.4 変成器と全域通過回路
  7章の問題

第8章 周期時変線形回路
  8.1 無線伝送チャンネル
  8.2 イメージ抑圧フィルタ
  8.3 巡回行列
  8章の問題

第9章 離散時間系回路
  9.1 離散時間系とは
  9.2 離散時間フィルタ
  9.3 デジタルフィルタの関連事項
  9.4 畳み込み符号の符号語数分布
  9章の問題

第10章 自律系と非線形回路
  10.1 自律系と発振器
  10.2 非線形性を有する電力増幅回路
  10章の問題

第11章 分布定数回路
  11.1 分布定数回路
  11.2 ハイブリッド回路
  11.3 全2重通信とブランチライン
  11章の問題

第12章 信号の確率過程と信号処理システム
  12.1 確率過程としての熱雑音
  12.2 信号処理とシステム
  12.3 バトラーマトリックスとその応用
  12章の問題

第13章 システム同定と等化
  13.1 等化処理とは
  13.2 TRL回路校正
  13章の問題

問題解答
あとがき
索引

サポート情報

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